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(更新日: 2023.09.28) , 2

端折っていた写真も別の形で載せたい。Smart Slider 3

山行記録で悩ましく思っていたことがある。それは撮影した写真の取り扱い方法。悩ましいポイントは「記録としてなるべく多く写真を載せたいけど、載せすぎても鬱陶しい」「画にならないものは載せたくないけど、情報としては載せいたい」など。

そうした時は大体文章・言葉で補足する形にしていた。なんかいい方法はないかなぁと思って辿り着いたのが「Smart Slider 3」というプラグイン。

Smart Slider 3 これからの使い方

Case1 同じものを別の面から見る画像

今、石柱を巡る山行をちょくちょくしているわけだけど…わざわざ2枚に分けて、それぞれに説明をつける意味ってそんなにない気がしていた。言葉で短く補足できるし、画像が見えなくてもさして問題はないと思う。
例えばこんな感じにしてみよう。Defaultのスライダーを使用。

DSC_0415
DSC_0418
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例文)石柱を発見、側面には七十六号と刻まれていた。

Case2 滝の画像と登攀ルートの画像

もう一人別の人が居て、登っている様子を撮れるならわかりやすいんだけど、「どこどこを登った」と書いてもイマイチわかりにくい場合もある。そんなときは画像を加工して破線を描くけど、わざわざ独立した形はスマートさに欠ける気もする。これもある意味スライドで隠す形。
例えばこんな感じにしてみよう。Defaultのスライダーを使用。

DSC_0673
DSC_0673 (1)
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例文)滝が現れる。直登する。岩質は脆く乗っている岩も見える。案の定上部で岩が剥がれる。

Case3 連続する渡渉の画像

数回渡渉を繰り返す場所、繰り返しでさして画の変化もない。これは小滝の連続でも言えそう。似たような風景なんだけど、一応残しておきたい場合もある。あえて「連続すること自体を強調したい」場合もあるだろう。
例えばこんな感じにしてみよう。Thumbnail – horizontalのスライダーを使用。

DSC_0114
DSC_0163
DSC_0217
DSC_0119
DSC_0139
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next arrow
DSC_0114
DSC_0163
DSC_0217
DSC_0119
DSC_0139
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next arrow

例文)渡渉ラッシュが始まる…このあと連続5回。

極端だけど「このパターンで全部まとめてもいいかも!!」と思ってしまった… まぁしかし動作が重い。

WP Canvas – Shortcodes もありかも…

Case4 のアレンジで続きが4枚まで(今回は3枚のみ)で、続きの部分に別途文章を入れたい場合などならこれもありかと思う。パッと見で連続性がわかり、可愛らしくも思う。(拡大したいときのワンアクションがちと面倒か…+スマホでは縦並び…)

DSC_0167
例文)このあと三度の渡渉を挟む…

DSC_0106

DSC_0115

例文)連続する渡渉で飽きない

番外編 Twenty20 Image Before-After

2つの画像をスライド式で比較できるプラグイン「Twenty20 Image Before-After」。同じサイズ、同じ構図の比較にはもってこい。

あとがき

ちなみに私、山に行くときはおよそ700〜900枚位スマホで写真を撮っております。なんで短い距離でそんなに撮るのかという理由は…

  1. 画像のブレが心配で1シーン4枚程度撮ってしまう
  2. 分岐、小滝、ダム、ガレなどほとんど全てのポイントで写真を撮ってしまっている。(記録を書くときに、どんな様子だったか、ダムは左右どちらから越えたかなどなど忘れてしまう場合があるので…)
  3. 写真撮影と称して小休止を頻繁に取るため

以上3つが主なところです。

スマホではちょっとスクロールボタンが押しにくいし、動作が遅くなる面もあるんだけど…これから少しでも多く、より濃い記録を残せられればと思います。

神戸市境界石No.75・76 大師道から鍋蓋山へ。七三峠から極楽谷を経て平野に下る。前のページ

杣谷道支沢を登り寒谷南尾根から谷筋を下り寒谷滝。摩耶第四砂防ダム上流支沢を登る。次のページ

コメント

  1. 長峰大好きさん こんばんは〜

    コメントについて、気付かされることがありとてもありがたく思っております。
    しっかし、重すぎですね。正直使いものにならないレベル…

    マイナーな支尾根からメジャーな登山道に出会うポイント
    ↑これはメジャーの方から撮って「ここから出てきた」みたいなイメージですかね。
    緩斜面の下りは下ってきた場所を振り返る感じでしょうか。

    ()の部分なのですが、これはTokiwaさんのサイトのこのページみたいな感じしょうか?
    http://tokiwatrekking.web.fc2.com/page_tozanmap/mayamap.htm

    これ便利ですし、お世話になりました。やりたいなとも思っていたのですが
    アラカルートさん的なルート紹介の要素が強くなりどうも山行と合わないような気がしています。

    登山道のストリートビューもありますけど、あれのアレンジ版的なものができないかなぁと思います。
    ともあれ、マニアックなところで何かしら役に立てるようなものにしたいところです。

    • 長峰大好き
    • 2016年 6月 23日

    興味深い内容なのでどなたかの書き込みを待っていましたが皆さん控えめにROMっておられますね
    ということでまたこのおっさんか!との突っ込み承知の投稿です

    ここから本題

    なるほど!これで1次元的に並んでいた写真も立体的に関連づけられてわかりやすいですね。
    とても見やすく今までになかった感覚のアーカイブに期待大です

    例の他にも
    マイナーな支尾根からメジャーな登山道に出会うポイントや緩斜面の下りでは迷いやすい場所などは反対方向からの写真も添えていただければ良いかも..

    写真だけでなくやがて山行記事が膨大な量になり「こんどの山歩きに参考にしたいな」というときに現在のBlogCategoryのようなまとめ方や他のサイトでおなじみのテキスト検索だけでは利便性その他で追っ付かなくなりそうですね。
    もちろんそんなこと百も承知で超便利な裏技,奇策を考えておられてることと思います、
    (個人的には地図画像に関連情報ページへのリンクを埋め込む仕組みをオフラインのパソコン上でも実現して個人の山行記録管理にしたいなと思っています。)

    ちなみに仕事場の環境(OSX10.7+Safari5.17+高速ネット)ではサクサクでしたが自宅の貧弱な無線ルーター+iOSではSmart Slider 3は激重でした

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