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トゥエンティクロス道標の表記がバラバラな件について調べてみた。

2016年10月15日 土曜日。今日はトゥエンティクロスの道標をコンプリートすべく山に行った(そのときのヤマレコはコチラ)。なぜ「トゥエンティクロス」の表記がバラバラなのか。それが以前からの疑問で、現場がどうなっているのか見てきた。また事前に各所に問い合わせをしておいた。
森林整備事務所へTEL。

Muscle
トゥエンティクロスにある道標について、なぜバラバラなのかお聞きしたいのですが。
職員さん
書いた人(製作者)によって違うんですよ〜。事務所の担当が書く場合もあれば、外注で制作する場合もあって、その時参照した地図、資料によって異なるんです。一定にした方が良いんでしょうけど。
Muscle
個人的にはユニークだと思うので残して欲しいと思ってます。

昔の道標などは上手な人が手描きしていたらしい。最近は型抜きで色付しているとのこと。現在設置されている道標の一覧は森林整備事務所に行けば内容を閲覧できるらしい。平日昼間は動けないので行けないけど…。

別途市役所の問い合わせページからも問い合わせをしておいた。その返信がこれ。

「神戸市建設局公園部森林整備事務所からの回答」日頃は、神戸市政にご理解ご協力をいただきまして、ありがとうございます。
平成28年8月22日に「市長への手紙」でいただきました、六甲山における道標につきまして、回答させていただきます。布引の滝から森林植物園に向かう途中にある登山道は、谷川を何度も渡ることから「二十渉」と書かれ、明治初期に登山していた外国人たちによって「Twenty Cross」と名づけられたといわれています。Twentyの表記については、ご指摘いただいたように、一様でなく微妙に違っている道標が存在しています。これは、発音が国や地方によって様々で、道標に関する英語のカタカナ表記のルールが存在していないため、それぞれの道標を設置した際に、様々な表記になってしまったものと思われます。今後、神戸市で管理する道標等のカタカナ表記につきましては、よりわかり易くなるよう、改修の折に順次、統一した表記に変えていきたいと考えております。

道標の表記が違う理由のまとめ

  1. 制作時に参照する地図・資料の違い
  2. 制作担当が一人ではない
  3. 統一のカタカナ表記ルールがない

手元にある地図の表記

とりあえず手元にある地図の表記を見てみる。

六甲_摩耶_再度山路図 トエンチークロッシング
摩耶山案内図 ツエンチークロス
特選ハイキング道案内図 トエンティクロス
再度山史話の付録図 Twenty Crossing 弐拾度渡
 山と高原地図 2014年版 六甲・摩耶 トエンティクロス

なるほど差が出てしまうわけだ。現在ゾクゾクと道標は新しくなっていっている。いずれ表記が統一されるはず(それはそれでさみしい…)。


ちなみに119番通報プレートがある道標は別名「命の道標」と呼ばれていて、六甲山系の87コースに約800個のプレートが設置されている。

2016.10.16現在の道標の名称ごとの本数とおよその位置

トウェンティクロス 13本
トエンティクロス 12本
トゥエンティクロス 10本
トェンティクロス 2本
トエンティークロス 1本
トゥエンティークロス 1本
ツェンティクロス 1本
二十渉 1本

付け替えたあと放棄されたもの、廃道になったものも含めて41本確認できた。コンプリートしたはずなんだけど、もしかしたらまだあるかも知れない。

現場の道標写真はこちら

番外編
163_011
市民のグラフ こうべ No.163(昭和61年5月)より「ツェンティ・クロス」道標。写真のキャプションには「市ガ原天狗峡の道標。ここはトエンティクロスと地蔵谷、黒岩尾根道の分岐点である」とある。矢印の位置関係から現在の地蔵谷渡渉地点あたりにあるように見える。写真手前への矢印は「ツェンティ・クロス」と「黒岩尾根」と書かれていると思う。写真奥への矢印は地蔵谷と書かれていると思うので、奥の谷が地蔵谷ということだろう。右が天狗道で左が黒岩尾根ってことか。
しかしこんなところでも、写真とキャプションの表記がバラバラだ。

参考表記

適当に思いついたものなどを調べてみた。

センチュリー21 センチュリートゥエンティワン
主要20か国G20 ジートゥエンティ
クリケット トゥエンティ20 トゥエンティトゥエンティ
テレビドラマ24 -TWENTY FOUR- トゥエンティフォー
音楽グループ twenty4-7 トウェンティー・フォー・セヴン
川崎市にある多目的ホール  新百合トウェンティワンホール

これを見る限り結論「トゥエンティクロス」で良いんじゃないかな。表記の統一はどうなっていくことやら。見守りたい。

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