谷に戻って遡行を続ける。土砂で埋まっているものの、埋まる前は急峻だったかもと思わせる。奥には石積の谷止が見える。ダムが多い…。
谷止を越えるという何も面白くない苦行に辟易しているよう。こんなところに連れて来られて嬉しい人はいないだろう。ごめんなさい。ノラジュロが数本見え、南国チック。鳥が運んできただろうなぁ。
嵩上げされた谷止を右から越える。すぐ奥にもダムがあるのでそのまま斜上する。
谷底からは随分高い位置を進んでいる。谷底派のMuscle的には少々寂しい展開。とは言え、三森谷の谷底は魅力がない。
東から枝谷が交わる地点を越えて山腹の道に取り付く。少々わかりづらい場所。再び枯れ枝で埋まる幅広の道を進んでいく。※さすがにこれは離れすぎか…。もうちょっと近くを歩こうと思う。
もう1つ小沢が入る地点。ここから先はやや危ない。注意して進む。
この先には土留柵があり、杭を頼りにそれに沿うように進む。左下は谷底まで切れ込んでいる。三森谷の核心部といえる岩壁がある場所。改めて思うと、以前岩壁から見上げた場所にいるんだなぁ。本流ではなく支谷だったわけだ。
土留柵のトラバースを終えて本流側に戻る。傾斜も緩く、さしたる苦労もなく進む。
この記事へのコメントはありません。