摩耶

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二週続けて摩耶東谷。旧参詣道の支流に入る。

2017年12月17日 日曜日。12:30起床。少しは咳が収まって風邪ひき状態から脱しつつある。今日も家に籠もろうかと思ったものの晴れていて気持ちが良さそう。というわけで山に行くことにした。先週中途半端になった摩耶東谷に再び向かう。そもそもの目的は、現在は廃道と化しているもののかつて摩耶東谷は旧天上寺への主要な参詣道であって、その痕跡を探すこと。


14:20 神戸市バス2系統五毛で下車し高尾通を北上。しばらくで永峰堰堤がある。何かしら作業をされているようす。そのまま杣谷道に入り、山寺尾根の取付き手前にある左手の小径に入る。そこが摩耶東谷の始まり。


道なりに進んでいくと渡渉地点がある。その手前の左岸道。踏み跡から一段下りると石垣が確認できる。


渡渉地点で渡渉せずに谷を進む。渡渉した先、右岸には階段があるんだけど、それはどうもコンクリ製で比較的新しいもののよう。ちなみに六甲_摩耶_再度山路図でみると
摩耶東谷の道は一度も渡渉することなく、源頭部を除き終始左岸を歩くようになっている。


すぐの小滝の滝壺の下にはまだ新しそうな熊手が立て掛けられていた。誰か管理しているのかどうか。 小滝を越えて進むと次に樋状小滝がある。滝左を通過。


樋状の小滝を越えると右岸にコンクリ道が現れる。参詣道としては昭和初期段階で「(旧道)摩耶東谷」と示されていて、廃れていたと想像できるものの、比較的近年までハイキング道として存在していたのかも。青谷道にも似たような感じの箇所があったはず。


見返滝に至る。その背後には巨大な深谷第二砂防ダムが控えている。ここは右の巻道を使い堰堤の上流へ。巻道の途中には建設省の境界杭が立っている。


堰堤上流側へ進むと右後方から切り通しが合流してくる。今日はまずその先を探索してみることにした。スイッチバックで支流方面へ進む。


岩屑の支流を右下に見ながら進む。しかしこのすぐ先にダムがあって、道は途絶えているように思えた。


ダムの側から折り返し気味に斜面をトラバースしてみる。獣道を拾うようにしながら進む。


適当に斜面を進んでいくと行者滝の上にある露岩の道に至る。なるほどここに繋がるのか。


写真の左下から出てきて行者滝方向を向いて写真。この写真の右奥に進んで下ればそこに行者滝がある。今進んできた獣道とは別のしっかりした踏み跡が左下に続いていたので一旦その踏み跡を下ってみることにする。


下ってきて摩耶東谷の道と出合った場所がここ。右上に境界杭が見える地点。現在の道は行者滝を右岸から巻く道が普通だけど、かつては行者滝手前から右へ入り進む道だったようす。今下りてきた道がそうなんじゃないかなと思う。昔の地図によっては全般的に右岸を進み、行者滝も手前左から巻くような道のものもあるので一概には言えないけど。さて、分岐まで今下った道を登り返す。

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コメント

  1. Muscleさん、こんばんは。
    二週連続の摩耶東谷、お疲れ様でした。

    私の方は二週連続山には入れず、ウズウズしていますが、
    Muscleさんのレポで楽しまさせて頂いています。

    人工的な石積み、古いコンクリート片・・・
    道があったことは確かだと思うのですが、
    なかなか決定的な参道の確証が出ませんね。

    深谷第二~第四堰堤までは谷がS字カーブを描いているので、
    摩耶東谷本谷から参詣道が西に入る地点も、検討の必要ありと思っていました。
    また、深谷第三堰堤は平成になってから造られた堰堤なので、
    なかった頃の谷の様子を想像していましたが、
    今回探索された尾根が有力ですね。

    宝篋印塔の解説版の写真でも、Muscleさんが書かれていた通り、
    摩耶東谷の道は宝篋印塔の南側だったのではないかと思っています。

    • Tokiwaさん おはようございます。
      仰られるようになかなか「これ!」というものが見当たらず。
      谷もダムで寸断されていて、痕跡探しはより困難ですね。

      今度は上から下って行くのもありかなと思っています。
      また皿状を掘ってみようかと。
      しかし歩いてみるにつけ「ほんまに参詣道だったんかいな!?」と思ってしまいます。

    • 長峰大好き
    • 2017年 12月 18日

    すっかり寒くなりました
    会社勤めだと忘年会も山行き用体力の消耗につながるし年末は厳しいですね。
    風邪もきちんと治してそしてなにより膝の慢性痛にも十分な永続対策を立ててください
    ストック常用、ロープウェイやバス専の下山スタイルも考えようによっては登りのグレードを上げれますし
    多くの熱心な読者の方々には貴重なノウハウになることでしょう
    私が言うのもなんですが六甲摩耶関連ブログ全般で更新頻度が低調気味で寂しい限りです
    ですが!MuscleTurtleさんにはまず体調、体力の復活を熱烈要望です
    ルート情報交換などはそれから再開しましょうね

    ブログも鮮やかにリニューアルしましたね、あいかわらず数多の山ブログとは一線を画すハイセンスな体裁で良い意味で場違い
    最新山行情報をまず見たいせっかちな私には一手間増えたのかな‥

    • 長峰大好きさん 寒いですね〜

      まさに忘年会のお泊りで風邪をひいてしまったようで。油断しました。
      膝はそのようなスタイルでなるべく負担軽減を考えております。
      ビューライン正会員にならないと…。
      確かにブックマークしている諸先輩方更新が滞っているものも。
      しかしもう行ききって改めて書く必要がないと考えておられるのか。色々事情はあるのでしょうね。
      私は書かない日もちょろっとでも行きたい質で。

      最新情報がパッと見わかりづらいですか。なるべく改善図ります。

    • kurokuwa65
    • 2018年 3月 12日

    MuscleTurtleさん、こんばんは。

    いつも山行の情報源として拝見しております。

    今回、摩耶東谷参詣道と思われる沢筋を下っていて、石灯籠のてっぺんにある宝塔らしきものが沢の中に転がっているのを見つけました。

    場所は、深谷第三砂防ダムから上流に進みロープのある小滝の手前。
    なにやら文字のようなものが見られますが、判読は出来ませんでした。

    参詣道の痕跡を探索されているMuscleTurtleさんの手助けになればと、メールした次第です。
    (3/11付けのヤマレコに写真を乗せてます)
    既に、お気づきであればその際は要らぬお節介とスルーして下さい。

    それでは、またお邪魔しますね。

    • kurokuwa65さん こんばんは!

      早速ヤマレコ行きました!そして初コメも。
      転がってたんですね。何度か通っているのに築かずでした。
      ということはまだ見ぬ遺構がきっとあるはずだろうと思います。
      文字は梵字の類でしょうか…。行ってみなければ。

      気になったこと、見つけたことは大体書いているつもりなので
      書いてなければ見つけてなかったと思っていただければ。

      今後ともよろしくお願いします。

    • kurokuwa65
    • 2018年 3月 12日

    MuscleTurtleさんの記録にある、皿状の遺構の下の滝下からすぐの所でした。沢心あたりの丁度『建』と書かれたプレートが付いた岩の近くに埋まってました。

    お皿状の物がおっしゃる通り石灯籠の中台ならば、宝塔が流されていても不思議はありませんね。

    文字は梵字なのか、ただの傷なのかは私の知識では判別できませんでした。宝塔は洗って右岸に立掛けてますので一度確認下さい。

    それでは、失礼します(^^)

    • 洗って…とはまた!
      これはぜひ、今週末に行こうと思います。やはり埋まったものが他にもありそうですね。注意して歩かねば。

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