先週見た人工物。ここから下流に下ってすぐの地点の右岸に支流というか踏み跡というかそんな道がある。
周囲の感じから谷筋だろうとは思うけど、水流はもちろんない。この先には平坦な場所があるのは以前確認済。しかし、そこまでの区間は歩いていないので念のため歩くことにする。
ちょっと古そうなiPhoneが落ちていた。上空を見上げるとロープウェーが見える。どなたかが、ゴンドラから落としたものだろうと思う。気をつけましょう。
件の平坦地に来た。ここは虹の駅から北。おそらく何かがあったんだろうと思うけど…。結局iPhone以外は何もなく、谷筋に戻ることにした。
谷を下る。こうして見るとやはり左岸に道があったように見えるなぁ。しかしこれまでも度重なる出水というか大雨による崩壊でかつてを知る術がない。
さて、先週気になったお皿状の遺構を掘り出してみる。思っていたよりはあっさり底に至り楽に掘り出せた。これは一体なんだろう?
側面はこんな感じ。先週歩いたときの予想ではあるんだけど、おそらく石灯籠のどこかの部位なのでは?と思っていた。
コトバンクの画像を使わせていただく。これでいくと中台と呼ばれる部分なのでは?と思うものの、肝心のその他の部位はない。特に笠の部分なんかがあれば完璧なんだけどなぁ。ここはおそらく重要な場所だったろうし、目印があるのが普通と思われる場所なんだよなぁ。
この遺構があるのはこんな場所。写真右の谷筋が今下って来た支流(参詣道)で左が摩耶東谷本流、今立っているのは中間尾根なわけ。この遺構の周りにはこうして囲いのような石組みも見られるんだよね。誰か何か知らないかしら。
ちなみに中間尾根ではなく分岐から支流沿いに遡行すると4mほどの滝に阻まれる。この門番のような滝に何かしら手がかりはないかと思うもののなにもなく…。
今日は少しだけ進捗があったものの、やはり決定的なものは見当たらず、深谷第三堰堤まで来た。そう言えばまだ見てないものがあったので下流へ進む、(あとでまたここに戻ってくる予定)
毘沙門天と七福岩。これを写真撮ってなかったんだよなぁ。改めて撮影。
そして大日如来と刻まれた岩。諸先輩の山行記録で見たところ、お供えのコップが置いてあったりするものがあった。この円柱状の構造物はお供えに関わるもの、花飾り用かなにかだろうと思った。
接近して写真。大日如来とはっきり読める。ここは行者滝の上。天上寺のお坊さんによるとこれらの行者と天上寺は関係はないそうだ。しかしおそらくこの摩耶東谷には篭り堂や祠が多くあっただろうとのことで、そうした修験者が滝行で禊をし、東谷を経て天上寺にお参りしたのではないだろうかと個人的には思う。とても一般の参詣者が歩く道には思えないしね。
行者小屋から行者滝を巻いて下ってきた。極東機械製作所(現テラル)の標準多段ポンプが転がっている。谷の水をこれを使って小屋に引いていたのかな。
行者滝の2段目にはお不動さんの彫り物。ちょっと近寄りすぎてわかりにくいな…。
少し引いて撮り直すも…あぁ、正面からははっきり見えたのに。横から撮ったのは失敗だった。さて、本日最後のお題へ向かう。深谷第三堰堤上の支流を登りに行く。
すみませ、、ん
思わずコメント記入です。
余りに見慣れた景色をアップされていたので、、、
ついつい、、。
私の名前まで載せてくださりありがとうございました。
さん歩さん こんばんは〜
勝手にお名前出してしまって…引用までして…
先にお断りした方が良かったかも…
でも、ま!おゆるしください。
さん歩さんの記録はなんだかほんわか?な感じでいつも楽しく読ませていただいてます。
こんばんは。
最後のトラバースは東谷の岩棚から山寺尾根に行く道ですよね。
途中で尾根と山腹になって、これは山腹側ですね。
ここまでドアップの写真は初めてですが、ここを歩くのは結構勇気がいりそうです。
道幅がかなり狭く、高度感もありますからね。
僕は下から見に行って引き返して尾根道で登ったり、上から見に行って引き返したり、怖いくせに興味があって何度か見たことがあります。
もちろん通行は出来ませんが・・・。
改めて写真を見ると、ここを通れる人は凄いなと思います。
今年はこのブログを発見して、楽しませて頂きました。
本人にも会いましたし。
ありがとうございました。
来年も安全第一で、レポお願いします。
山歩きさん こんばんは!
最後のトラバース道、足元も緩く、獣道程度の幅ですし、
結構切れ込んでますので進んで歩く理由はないかもしれません。
以前下った時は尾根側をまっすぐ下りました。
今年もあとわずか。多分年内はあと1回か2回山に行きます。
どこかでまたお会いするでしょうね。来年もよろしくお願い致します。