標高約360m地点にある駐車場に車を置き、鬼ノ城へ向かう。山の名前は鬼城山397m。古代山城 鬼ノ城と呼ばれるいる。Muscle的には勝手にマチュピチュのようなものかなと思っている。そして個人的には桃太郎のモチーフになった温羅伝説にも興味津々でこの場所は特にお気に入り。
鍵型の大きな岩「鍵岩」から西方、復元された鬼ノ城の西門が見える。ガイドさんが居て、盗み聞きしていると「この鍵岩がある地点までは下から登ってくる登山道があった」そうだけど、現在は通れなくなっているみたい。
西門に来た。なかなかの大きさ。派手な意匠の盾のようなもの。ガイドの話しによれば「お守り」だとか「魔除け」の類らしい。護符的なものか。このサイケデリックなデザインがどこから来ているのかはわからないけど、禍々しいものを感じる。この山城を築いたのは朝鮮由来の者らしい。
鬼ノ城は3年前に母と来ている。今回は東から反時計回りで周回することにした。
いくつかの水門と城門を過ぎて、「屏風折れの石垣」へ向かう。
大パノラマでしばし休憩。やや霞んでいるものの絶好の展望地。
展望地から北側は断崖になっている。見ると顕著な谷筋がある。血吸川(ちすいがわ)。遡行記録も少しある。しかしこの上流域には住居があるためか、水は濁っているように見える。
周遊路を周って北門跡に来た。一応妻には事前に「岩屋方面にも行ってみようね」と言っていた。奥に見えるのが犬墓山443.3mの稜線。写真右手奥の一帯が岩屋と呼ばれるエリアになる。
鬼ノ城エリアは誰でも行ける散策路になっているんだけど、門を抜けると登山道といった感じ。とは言え、普段着で行ける。 妻はいつもの感じだけどMuscleは完全に普段着。まぁなんとかなるでしょ。下っていくと「学習の森」などもあった。
さらに下ると舗装路に突き当たり、左(南)に行けば駐車場、右(北)に行けば岩屋への分岐がある。ここからは初めて歩く。妻はお疲れのようだ。
進むとパッと視界が開けてまるで牧場の中を歩いているよう。やや疲れが飛んだようだけどどうかな…。
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