牧歌的な風景の中を進んでいくとまず最初の分岐がある。岩屋・鬼差上岩方面へ進む。基本ノリで歩いているので、妻はやや不安げだし早く帰りたいとか言い出している。鬼差上岩は見ておきましょ。
皇の墓分岐を見送って岩屋寺方面へ進んでいく。
岩屋寺までやってきた。誰も居ないのかな?廃寺なのか。この地域一帯は山上の仏教が栄えていたようでいたるところにお地蔵さんがある。
岩屋寺から裏手の小径に入って階段を上がっていくとそこにあるのが「鬼差上岩」。なかなかの巨岩ぶり。どうしてこんなところにこうした重なる大岩があるのか。霊的なものを感じずにはいられない。周辺の岩は信仰の対象であり、文化遺産でもあるので岩登りは禁止されている。
「皇の墓」方面へ総社ふるさとの道を歩いていく。私有地を開放しているわけで、私的な登山道の開拓はもちろん、コースを外れて歩くことは禁止されている。
突如道の真中に現れたのが「皇の墓」。岩屋寺の開祖「善通大師」の墓。文武天皇の皇子なんだどか。
道祖神が一定の間隔で現れる。シュラインロードといった風情。「岩屋三十三観音」という。さて、丸太階段を登っていくとしばらくで犬墓山山頂、三角点が道の脇にある。しかし眺望はない。
犬墓山山頂から南へ進むと好展望の岩場があった。鬼ノ城の西門がよく見える。このあとは下りの道を歩いて駐車場へ。
ちょっと妻には無理を強いて申し訳なく思う。それもまたいい思い出としておこう。細い道路を通って約3kmで砂川公園、実家へ戻る。もう一泊する予定も、神戸へ帰ることにした。
あと何回岡山へ帰れるかわからないけど、帰省のときはこうしたレクリエーションをしていこうと思う。
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