丹生山系

(更新日: 2023.09.20) 0

初めての丹生山系は古倉山を登る。


古倉山から下ると広い道に出会い、左手へ。4輪バギーが走っていそうな道を少し進んで、左脇の道に入っていく。


なんとも可愛らしいお地蔵様。誰かしら管理はされているようす。


お地蔵さんから進むと上下の分岐。「あれ〜こっちじゃないの?」といったようす。


下っていくと右俣谷、D沢出合い付近に下りつく。右俣谷自体はなかなかの濁り具合。どうも汚れというよりは泥水が流れ込んでいるように思えた。ゴルフ場が上流にあるので汚れはもちろんあると思うけど。


右俣谷を進んでいく。ほら、いくら汚れているといってもこれはさすがに単なる汚れではないでしょ?渡渉しながら上流へ進む。


枝沢から濁りの原因が流れ込んでいた。ゴルフ場の汚れではなく、大半がこのモトクロスバイクが走った跡であろう道から流れ込む泥水。


渡渉を挟みながら上流へ。一部は獣道程度の踏み跡を辿る展開。なかなかワイルドなんだなぁ。灌木地帯を抜けると舗装路に飛び出す。そこから少し登り方向に向かう。


そこにはNTTの中継所。住所で言うと神戸市北区八多町屏風。ここで50分程度の昼食休憩となる。Muscleは普段、お腹が緩くなるのを見越してご飯といえば「飴を舐める」程度。見兼ねてか、おにぎり2つと、お惣菜、お漬物など、Ham0501さんからは冷えたぶどうをいただく。


そして月さんから食後のコーヒーをいただきました。あぁ…そういう気遣いができない自分が情けない。みなさん大人。その他、銀杏などもいただいた。


NTT中継所からはしばらく舗装路歩きとなる。ラムちゃんが変わらず先頭を引っ張っている。「こっちよ!」


柏尾谷池方面の分岐を通過。ラムちゃん「え〜こっちじゃないの?」といったようす。お気に入りの場所みたい。恐ろしいほどの記憶力というか…。人間以上にこれまで歩いた場所を記憶しているんだと思う。


年中濁っているらしい鰻ノ手池を左に見ながら進んで、南方道へ入る。ちょっと進むと展望所というか、記帳所があった。本日付けでMuscleの印を書いておく。ここからは六甲山系の稜線がよく見えた。こうして見ると六甲全山縦走は摩耶山を過ぎればあとは惰性で行けるなぁと思った。このあと、花山方面への下りメンバーと別れる。


アザミ谷のピークを過ぎて廃寺道を進む。ここは大池聖天(おおいけしょうてん)の奥の院だそう。ここから下部の廃屋群などからそこそこ立派なものだったようす。どうして廃れてしまったんだろう?


廃寺道の最終地点の階段を下る。下にある舗装路は出だしで歩いたところで、大池から西へ向かって一周してきたかたち。長い道のりももうすぐ終わりでなんだか寂しい気もする。


15:20大池駅でゴール。今日は思い切って大勢での山歩きへの参加。先輩方が本当に気さくで、植物や道のことなどなど色々教えてもらいなが歩くことができた。また丹生山系のようすもざっくり掴むこともできた。Muscleはこれまで大半を六甲山系に費やしてきたわけだけど、新たな発見がいくつもあった。
この山系も神戸市…ブログの主旨からも逸れないわけで、これから色々歩いてみようと思う。クラブの方々、Ham0501さん、なんだか満足げなラムちゃんと月さんとバイバイ。ラムちゃんは相当賢いと思う。

丹生山系の印象:谷伝いに歩く箇所が多かったものの、堰堤の類は皆無。全般的に緩やかな道で植生は豊か。植物の開花時期に合わせて歩いてみるともっと面白そう。また六甲山系は主に南北だけど、丹生山系は東西でもしっかり楽しめる気がする。人が歩く以上に猛スピードで山を痛めるモトクロスバイクが気になるものの、それはそれで人の楽しみだろうし目を瞑る。

この度手にすることができた「丹生山系 神戸の秘境屏風川周辺」はクラブを通じて購入することが可能です。

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