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六甲山の砂防堰堤について思う。

六甲山の谷を歩いていると悩ませられる砂防堰堤群。登るという括りなら邪魔と思える存在。勝手にそれを登っている私の視点だけども…。しかし防災の観点からは当然必要なものなのでしょう。

十八丁谷にあるこの堰堤は2014年の台風11号、芦有道路方面からの土砂を食い止めた十八丁第三堰堤。六甲山の砂防堰堤工事の最盛期は、昭和40年代〜50年代だと思うんだけど、今日もまだまだ新しい堰堤ができている。イタチごっこでどこがゴールかはわからない。コンクリで谷を埋め尽くすまでやるんだと思う。昔はキレイな谷や滝がもっとあったんだろうなぁ。
ところでマイナーな谷で堰堤を越える際に、左右どちらから越えるのかの選択を誤ると思わぬ危険な展開になることもしばしば…。


これは十八丁谷遡行時の無名鎧積堰堤。左岸はとても無理な崖。右岸から危ない岩場を巻いた。
メジャーな谷なら巻き道の取り付き、どちらから越えるのが適しているかなどの情報を得た上で、ある程度安全に行けるのだけど、マイナー谷はそうもいかない。現地の様子を見ながらその場で適宜判断するものの、正解かどうかなんて、越えてからしかわからない。

これは都賀谷遡行時の都賀谷堰堤。右岸から越えたら中は水たまり…。斜面を登ってさらに巻いた。左岸から越えれば楽に一旦車道に出られたというのに…。

というわけで事前に、行こうとする谷にどんな堰堤があるのかがわかる一覧が欲しいなぁと思い、そんな便利なツールがあるのか六甲砂防事務所に問い合わせ。
回答として「一応お見せできる資料はあるが、公開などはしていない」とのこと。事務所に伺えば、閲覧可能なんだけどもいかんせん事務所が開いているのが平日8:30〜17:15…無理!

ならば何かしらそういうツール(地図的なもの)をつくってみようかなと思う。現在の六甲山ルートの網羅っぷりなら他の追随を許さない「六甲山系アラカルート」さんを参考にさせていただこうと思う。しかし自身が谷を網羅していないのでもう少し先かな。

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