2017年3月14日 火曜日。山行記録のまとめ方について、どうすれば使い勝手が良いの常々考えている。当週の記事はルート紹介という要素はないので日記調で良いかなと思うんだけど、まとめ方についてはなかなか無様な状態が続いている。お茶を濁すようにヤマレコの全ルート地図を使っているんだけど、不格好で仕方ない。しかもそれはヤマレコにリンクしているのであって、ブログの外に出てしまうのがあまり良いとは思えない。ヤマレコの一覧はよくできているとは言えカスタマイズ性に欠ける部分がある。その分楽なんだけど…。
色々調べる中で記録の残し方で面白いかなぁと思ったものピックアップ。※Googleアカウントを取得しているという前提です。
Googleストリートビューで360°パノラマ写真
本題の前に1つ。以前、山行記録の残し方としてストリートビュー式はどうかなって考えたことがあった。しかし屋外での撮影はおよそ3mおきに撮影するのがデフォルトのようで、いちいち撮っていられない。どう考えても山を歩いているときにそんな余裕はないし、そもそも危ない。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、色々調べていると六甲山で360°パノラマ写真が公開されているポイントがいくつかあることがわかった。
こちらはMuscleが先週末に撮ってきた写真▼
土曜日の分。
日曜日の分。
この画像はスマホのアプリ(Google ストリートビュー)を使って撮影できる。常時スマホ派のMuscle的にはありがたい。その他の撮影機材に関しては公式ページで確認できます。公開したものをこうしてブログに貼るのは容易。
今回撮影分は情けないことに足元が写っている。このあたりは要対策。一部うまく写っていないのも理由はわからないけど、要対策。しかしこれなら空間をまるごと出せるので、ここぞという時は撮ってみたい。
上記(gorge.jpg)のように必ずしもGoogle ストリートビューを使う必要はなく、パノラマ写真を記事中に表示するプラグインを使えば全て自サイト内で完結できる。が、ここはあえてストリートビューを使用したい。何せパノラマ写真の容量がデカすぎる。今回は14MBとか。積み重なれば契約しているサーバー(200GB)の容量を無駄に食う。上記にあるのは元データを500kb程度に圧縮したバージョンで、サーバー容量は食わないものの画像が粗くて話にならない。しかも表示に違和感がある。このあたりは「動画はYoutubeを貼る」というのと同じ。
撮影機材、他
トレッキングコースを全部撮影するならこの「Google Trekker」なんだろうけど、なんだこれは(笑)重量約20キロを担いで歩くなんて地獄。ちなみにこの「Google Trekker」はレンタル申請で機材を借りることになる。ヤマレコで「六甲全山縦走用」という内容で申請が通った人もいた。これを担いで縦走とか鬼…。
これはスマホのアプリを起動して撮影している途中のスクリーンショット。こんな感じでオレンジ色のターゲットに白丸を合わせながら連続で角度を変えながら撮影していく。といっても5分もかからない(正味2〜3分)。実用的な範囲。撮影の足場には気をつけたい。夢中になって滑って転ぶことも容易に想像できる。※投稿したパノラマ写真が公開される前にgoogleの審査を経るのでリアルタイムで公開できないのが難点か(公開となって初めてみなさんが閲覧できる)。今回はそれぞれ2日、1日経った月曜日が公開日=審査OKだった。
利用規約は当然として、主な注意点はやはりプライバシーの侵害や、撮影許可の有無だろうと思う。ロックガーデンだかのポイントにあるパノラマ写真はあきらかに個人が写り込んでいたりする。なるべく人が映らない場所あるいは時間を選び、かつ見栄えする天気でないとダメかな。制約はそれなりに多いけど、面白いし晴れたらやってみようと思う。
摩耶山周辺では、老婆谷中俣のゴルジュ、三枚岩の天狗岩場、ヌクトゲートロックあたりがポイントとして良いかなぁと個人的に思う。
記録のまとめ決定版か!?
ここから本題。色々調べていたところ、山行記録のまとめ方で一番良さそうな形が見えてきた。それが「Google マイマップ」。今回”とりあえず”の状態だけど一旦作ってみた。マップを見ていただくと大体どんなことができるかはお分かりいただけるかと思います。※右上の「拡大地図を表示」推奨。
以前紹介させいただいた「国土地理院電子国土Webで登山ルートマップを作る。山行記録のまとめ方修正版。」に比べると手早くできるし、直感的に編集できる。地図のベースは地形図や航空写真など選べる。山行を重ねると自ずと道が重なることがあるけど、綺麗に仕上げるならgpxファイルの編集(=前後の切り離しや飛んだ部分の編集)が必要になる。そこは手間かもしれない。Muscleは面倒くさがりなので、それはしない。
この地図はレイヤーが10個作れるので、ご覧のように(六甲山トレッキングマップの横のサイドバー表示を押すと)個別tracksレイヤー、山域別レイヤーなど、必要に応じて作れる。ダムレイヤーや、茶屋・トイレ・自販機レイヤー、滝レイヤーなんかも作れるなぁ。これならやりたいことはほぼ実現可能。ただし、そうすると山域別はそもそものブログのカテゴリー分けをもう少し細かくしないといけない。丁寧にやればかなり使い勝手の良い感じになるんじゃないかなぁ。
レイヤー1個につきインポートできるgpxファイルは1つ。今回はこれまでの分ほぼ全部を1つのgpxファイルにまとめ、Google マイマップにアップ後、個別のgpxをリネームし、説明欄にURLを貼付け、アイキャッチ画像の設定などを行った…193個あったのでかなりの手間。しかしレイヤーは10個しかないので、随時gpxをアップできず、ある程度溜まってからでないと作業ができないのが難点かも(Muscle的には2年に1回くらいか…さすがに10年歩けば六甲山を網羅できるはず)。
このGoogle マイマップをkmlで書き出して地理院地図に載せることもできる。しかし、山行記録へのURLリンクが文字列になってしまうので、機能ボタンから別途HTMLで編集し直す必要がある。別途チマチマ編集するのは膨大な二度手間…。ほっとこう。
地理院スタイルは好きなんだけど、比べるとGoogleマップを使った方が自由度が高い気がする。Googleは「大船」だけど頻繁に仕様変更があるので、次の編集機会に仕様が変更になるかもしれないのが問題…。まぁそれはその時に考えよう。
それにしてもPC前提のこのまとめ方、表示が遅くスマホ時代とはズレている気はする。
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