布引・北野

(更新日: 2023.09.20) , , 2

布引谷をウロウロ。谷川橋からごく短い谷を登る。

2017年11月11日 土曜日。13:40起床…。ひどい寝相の二度寝で体が痛い。そして今週はずっと左膝の痛みに悩まされていた。というのも先週の3連休で累積の下りがおよそ3,000m…そもそも歩き方がなっていないので膝をやられた。そういえば靴紐はいつも左が解けるので、やはり変な風にひねりが入っているんだろうと思う。


とはいえ、1週間もすれば歩行しやすくなってくる。膝の具合を確かめるべく14時すぎに自宅を出発。布引谷を進んできて谷川橋の下流までやってきた。ハイキング道を離れて、良い感じの滝。奥に見えるのが谷川橋。


橋の上流左岸に滴る壁というか滝があるのが見える。普段は涸れているんだけど、雨後は結構水が流れている箇所。渡渉してそこへ行こうと思うも、石垣突破が困難に見える。


一旦五本松かくれ滝までやってきた。浅見の滝の名もある。ちなみに「浅見」というのはエンジニアの苗字。ダム建設の重要な人物だったのかな。さてここから左岸を下っていくことにする。左岸には水道管が走っている。


多分もう現役ではないんだろうと思える管。無名堰堤の手前、管の裂け目から水が吹き出していた。堰堤を慎重に越えて下流=谷川橋の上流側に下っていく。左岸はかぶさるような大きな岩場。


少しばかり進むとまず1つ目の滝が現れる。ここは以前に登ったのでようすを確認するのみ。少し下流に下る。


管理用の階段が設置されていた。もう使われることもないんだろうなぁ。


下ると左手にほとんど涸れた滝があった。この存在は知らなかったなぁ。先のようすを見るに左に曲がっているみたい。とすると上流は先の滝と同じ谷筋かな?とりあえず登っていくことにした。


ふと足元を見るとゴルフボールが転がっていた。まさか「布引カントリークラブゴルフ場」時代のものじゃないよね…。当時のゴルフ場の南端は貯水池辺りの位置だったしなぁ。う〜ん、50年前のボールには見えない…いやそもそも50年前のゴルフボールなんて見たことがないけど。布引カントリークラブゴルフ場についてはTokiwaさんのページが詳しい。


滝を登りきって振り返る。こうして見ると登った部分はやはり滝といえそうだ。堰や上にある舗装路など人工物の類で流れがなくなったんだろうと思う。


谷筋と思えるところを少し進むと想像通り、北側にあったもう一本の滝と合流した。その滝の上に立つ。なかなかえげつない岩場になっている。


さて、上流へ…というか斜面へ。謎の配管が転がっている。この少し先の岩の上は妙に平坦になっている部分があって、それも謎だ。


ロープウェイ中間駅から下に続く舗装路に出た。道路を下って見晴らし台、布引の滝方面に向かう。


雄滝茶屋のベンチに神戸サウナの広告。神戸サウナの運営元の社長が近くにある丸山の所有者だし、そうした関係で設置されたのかな。「登山の帰りに神戸サウナ」に行きましょうってわけ。Muscleにはない習慣。さて、雄滝を愛でて新神戸へ。
今日はこのあと、神戸セントラル動物病院に預かってもらっているメイ(黒猫♂)を迎えに行く。もう18歳になるし、色々とね。ここの獣医師の先生には本当に良くしていただいている。


ところで病院最寄りの神戸市バス2系統「熊内5丁目」バス停のそばには神戸市文書館がある。「近代神戸の開かれた六甲山」なる企画展示が行われているようす。11.6から19まで。通常土日は閉館されているので行くタイミングがないんだけど、この会期中は土日も行けるみたい。明日にでも行ってみようかな。
ちなみに明日、11.12はウェブデザイン検定の受験日。梅田まで受けに行くので山はお休みの予定。膝の回復具合はあまりよろしくなく…無理は禁物。11月末には北アルプスが控えている。

日没岩から日没東谷溯行。三国池から三国岩経由でアイスロードを下る。前のページ

神戸市文書館企画展「近代神戸の開かれた六甲山」に行ってみる。次のページ

コメント

    • Tokiwa
    • 2017年 11月 12日

    MuscleTurtleさん、こんばんは。
    膝、大事になさってください。

    コメント先違いですが、
    土曜日、寒谷源流部の巨木を見に行って来ました。

    山寺尾根史跡公園分岐から寒谷支流の左俣を下って右俣へ折り返したのですが、
    MuscleTurtleさんレポの倒木地帯写真の場所に行きつきました。
    MuscleTurtleさんの写真にも写っている倒木向こう側にある
    二又の杉を巨木と思ったのですが、
    記憶にあるMuscleTurtleさんレポの巨木写真と違っており、
    幹周も390cmしかありませんでした。

    この倒木地帯から上流側には大きな木は無さそうだったので引き返して、
    沢の分岐からもう少し下ったところで巨木に出合うことができました。
    巨木は、沢の二俣分岐の25m程下流にあります。

    巨木から沢を遡行すると二俣分岐の中央に幹周250cm程の若い杉の木があります。
    周辺の木よりは太いので目立ちます。
    そこから、右俣に進むと件の倒木地帯、
    左俣に進むと視界上方に山寺尾根の稜線が見えます。

    巨木は幹周460cm、立派なスギでした。
    改めて、長峰大好きさん、MuscleTurtleさんに感謝です。
    ありがとうございました。
     

    • Tokiwaさん おはようございます!

      一部誤った情報ですみません。当該記事は修正しておきました。
      無駄が起こったようで申し訳ありません。
      こうして公開している以上、今後より注意してまいります。

      twitterなどから、おそらく行かれたんだろうなぁと思っていましたので、
      無事に出会えて良かったです。460cmもあったんですね。

      まだ会ってない巨木があるのかも知れませんので、
      そうした探索もこれからの楽しみの1つです。

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