2019年6月16日 日曜日。9:30起床。昨日は悪天で山はお休み。今日もどんよりとした感じだけど晴れ間もちらほら。今日は【古道を歩こう】シリーズ第5弾。住吉道を歩くことにした。ちなみにこの【古道を歩こう】シリーズは『山下道雄・沢田幸男・永瀬巌共著 「神戸の道標」』をもとに行っている。というわけで、本日は道標の写真が多めです。
11:43 阪神御影駅で下車。ここから南東にまず目指す道標がある。
ミカドなる1パチ&5スロ専門店。このご時世、よく生き残っているなと思う。
路地を抜け、右にニトリ、エディオンなどを見ながら南へ下っていく。
43号線の手前、道標の背面へ至る。これが見たかった道標の一つ。
これが「住吉ステーションの碑」。カタカナってのが良いですね。どうやらもともとこの場所ではなかったようで「これより住吉ステーションまで九丁四十五間」。ざっくり1km(約1062m)ってことでいいだろう。明治14年6月建立のもの。
そのまま43号線を東へ進むとすぐに別の道標があった。「すぐ大阪道 七里 西宮 三里、徳本上人石碑 十八丁、すぐ兵庫 三里 嘉永二己酉年」とあるので1849年のもの。これは浜街道から赤塚山にある徳本上人の名号碑への道案内なんだとか。ここから北へ上ることにした。
白鶴酒造 旭蔵工場の西を北へ。杉玉が吊るされている。
阪神電鉄の南側、曰く有りげな三角形の公園の大木を右に見る。これはなんだろうか?しっかり掃除はされているうようす。さて、阪神をくぐって進んだ先で2号線を東へ進む。
住吉神社の南東角には西国街道の石碑がある。そして横断歩道を渡った先にも石碑が見えている。
「有馬道 是ヨリ北江九十丁」(有馬まで約9810m)。何度もここを歩いているけどまじまじと見るのは初めて。明治二十年代は有馬への表玄関だったそうで…ここが住吉道の起点ってことでいいだろう。住吉道を歩くならぜひここから歩きたいところですね。
しかしまぁ、山に入るまで長いこと長いこと…「くるくるバス」のありがたさが身にしみる。
線路をくぐってすぐ左手。住吉小学校、住吉村役場発祥の地の石碑があった。これは新しそうだね。ここからがいわゆる「ありまみち商店街」といった感じ。
こんにちは。はじめまして。
一年以上前の記事にコメント失礼します。
住吉台に20年近く住んでいる者です。
水車小屋跡地の看板に1番近い、入口付近の小屋には恐らく15年くらい前まで、絵の先生が住んでおりました。
現在は火事で先生が亡くなってしまい、廃屋になっています。
その奥は、私が物心ついた時には既に廃屋・廃集落になっておりました。
石カフェは週末には開いている様です。
あの付近は昔から上質な御影石(墓石などの材料になる鉱石)が採れる、採石場で、石を採石し、加工する工場がチラホラあります。人も住んでいます、石カフェは7年くらい前に気づいたら出来ていました…
神戸市東灘区住吉山手3丁目4の巨大な空き地に関してですが、こちらも物心ついた時には既に廃屋でした。中は蔵がある大きな個人邸宅の様なのですが、門が開いた所も人の姿も見た事がありません。現在取り壊し作業が行われていて、初めてちらりと中を見る事が出来ましたが、荒れ果てて空き地というか林の様になっております…
とっても地元の記事なので思わずコメントしてしまいました。
水車小屋跡地や石切場の近くは住んでいる私も謎が多い地域です。
これから寒くなる季節ですが、お身体には気をつけてください。
長文でのコメント失礼致しました。
うどこ祭さん おはようございます!
なんと2000年代に住んでおられた方が。少々驚きです。
その奥あたりは昭和の遺物でしょうか。
石カフェは7年前と。HP見てみるといわゆるカフェではなく、アウトドアの活動をしているんですね。
神戸市東灘区住吉山手3丁目4はそんなに前から空き地と言うか、廃屋ですか。
周囲に比べても異様に大きいからなにか謂れがあるのかなぁ。
ちと調べてみようと思います。
それにしても地元の方からのこうしたコメントは嬉しい限りです。
ありがとうございます!
大変楽しいハイキングをありがとう!
この位置が果して有馬のどの位置に当たるのか知りたくて・・
大阪毎日新聞社建立の道標「住吉二到ル 12,413.00m」とありウキウキ。
12413.00m-9818.172m(90丁)=2594.828m
また、住吉から六甲山まで9Kmで、そこから818.172m北が、その位置かー。
この位置にどんな意味があったんだろう
有馬の境界か、品物の引き渡し場所か、それとも~楽しい推理のひと時でした。
こんにちはー はじめまして!
楽しみの一助になったのかどうか、うれしく思います。
こちらこそありがとうございます。
何かしらお気づきの点などありましたら、またお気軽にコメントいただけると幸いです!