ここのところ神戸市バス25系統を使う機会が多く、どうにもこうにも気になってしようがないことがあった。それはバス停の名称。正式名称と違う読み方の停留所が2つある。話を進める前に25系統の全バス停を見ておこう。
森林植物園前→五辻→森林植物園西口→学習の森前→再度公園→大竜寺(だいりゅうじ)→二本松→ビーナスブリッジ→中山手3丁目→三宮バスターミナル
気になる停留所
1つは大竜寺(だいりゅうじ)。正式には大龍寺で読み方は「たいりゅうじ」。「竜」と略字を使用するのは、まぁわかるかなぁ。
これは車内の電光掲示板。「Dairyuji Temple」とある。しかし車内アナウンスは明らかに「たいりゅうじ」と言っている。
もう1つは再度公園(ふたたびこうえん)。これは車内の電光掲示板には「Futatabi Park」とあってそれは良いんだけど、車内アナウンスが「ふたたびこうえん、しょうがはら」と続けて言っている。正しい読み方は「しおがはら(修法ヶ原)」。「しょうがはら」というのは「しゃべり言葉でそう言う」という感じで、これもまぁわかる…。
というわけで、上記2点について現状とそうした名称にされた経緯を神戸市 交通局 市バス運輸サービス課に問い合わせてみました。
職員さんとのやりとり
……時間をおいて折り返しの電話をいただいた。
なんと!お寺まで行かれたのか…大変申し訳ないことをしてしまった…。ここで色々お聞きする。合わせて「修法ヶ原」の読み方についても経緯を聞いてみました。
確認できた内容
1.「だいりゅうじ」について:路線開設当初からの名前で、通称として使われていた「だいりゅうじ」という読み方を踏襲したとのこと。(ローマ字のDairyuji Templeは外国人向けにはどうなんだろう…とは思う) 竜は略字で使っている。
2.「しょうがはら」というアナウンスについて:これは職員さんは把握しておられなかったようす。営業所に確認してみます、とのこと。
これからの展開
神戸市営バスとして1930年代から残る歴史ある25系統。停留所の名前についてはそれぞれの時代で考えられて付けられたものだろうし、通称を使うっていうものむしろ好き。
「JR三ノ宮駅」の名前などについても度々話題になって賛成・反対あるけど、歴史は大事にしていきたいなと思う。(正味微妙なのは車内アナウンスが「たいりゅうじ」と言っていることだけ。) 今回は経緯が知りたかったもので、来年度もし名称が変わってしまったら気まずい気もする。でも、それも歴史の1つになるのかな。
※神戸市バス25系統の運行期間は4月1日から11月30日の土曜日、日曜日・祝日のみ。本数は限られているので注意したい。
すみません、先ほどのコメント、一部間違えました。
「しおがはら、だいりゅうじ」と記載されるようになったのは割と最近の様に思います。
でした!
そうでしたか。
変わってしまうというのは私にとっても本意ではありません。
駅名や停留所、その他もろもろのそうした昔からの呼び名、愛称などなど大事にしたい方です。
仕事柄気になる部分なので突っ込まずにはおられない性分…それもほどほどに、ですね。
早速のご返事ありがとうございます。
「しょうがはら、たいりゅうじ」と記載されるようになったのは割と最近の様に思います。
少なくとも私の知っている限りでは(1950年代以降)は、小、中学校でも「しょうがはら、たいりゅうじ」と習った記憶があり、
大昔から知っている方にとってはごく普通だと思います。
もしも変わってしまうと、寂しく思うのは私だけでは無いと思うのですがね。。。
こんにちは、地元では昔から普通に皆、しょうがはら、たいりゅうじと言っています。
ご参考になればと思いまして。
Norio Nakashioさん こんにちは!
地元の方からの生の情報ありがとうございます!
こういうのが何より嬉しかったりします。
また何か気になることなどありましたらお気軽にコメントください。