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神戸市文書館企画展「近代神戸の開かれた六甲山」に行ってみる。

2017年11月18日 土曜日。今朝は朝から小降り。午前中は飼い猫を妻とともに病院に連れて行く予定(もう18歳になり、立てなくなってしまっている…)。診てもらっているのは神戸セントラル動物病院。そのすぐそばに神戸市文書館がある。そこでは明日19日の午後4時まで「近代神戸の開かれた六甲山」企画展が行われている。猫を診てもらっている間少々時間が開くので行ってみることにした。神戸市文書館は通常平日のみの開館なので今まで1回しか行ったことがないんだけど、週末も開かれている稀な機会、そしてMuscleが興味をひかれる企画展。状況は状況なんだけど行ってみることにした。※写真撮影は許可されている。


館内では色々展示物があって、壁面に展示されているものは、別途モノクロコピーの冊子にまとめられていて家に持ち帰って読むことも可能。その他ケースにもこうして展示物がある。
その中の1つに若林家文書から地図、写真の計3点が展示されていた。若林家文書の概略についてはコチラ。話は少し逸れるけど、篠原村(現神戸市灘区)についての冊子は神戸大学大学院人文研究科地域連携センターから入手可能。Muscleは「篠原の昔と今」、「水道筋周辺地域のむかし」を入手している。冊子自体は無料で、切手代のみでこれを入手できるのはありがたい。それぞれ中身は、一部判読が困難な部分もあり評価は個人の好み次第といった感じ。
それにしてもこの展示写真の「摩耶山ハイキング」はどこを歩いているものだろうか。昔の六甲の写真を見るのは切ない気持ちと同時にあたたかい気持ちになるから好き。


本題にもどる。一番興味をひかれたのはこの「六甲登山道地図」。摩耶山周辺の地図になっている。この地図は見たことがなかったなぁ。「神戸市背山路圖 KOBE HILL MAP」の東側をカバーする地図と言えそう。天狗塚=DOCTORS KNOBなどINAKAに出てくる名称もある。関西学院の所在地からおそらく作成された時期は同じ大正時代なのかな。
これを見ると現在の旧摩耶道は「滝寺登山道」とあり、麓に滝寺(布引山滝勝寺=現在は徳光院)の名称が確認できる。その他学校林道は「葺合区学校登山道」とある…ん?葺合区ということは昭和6年以降か。この地図の作成年代はいつなんだろう。それ以外にも色々興味をひかれるものがあった。


↑フォトショップで合成。上野道の東にある「住吉登山道」、その道は標高438m地点の先で上野道に合流する形になっている。英名で「SUMIYOSHI PATH」とあるので谷道ではないだろうと思ったものの、こうして六甲_摩耶_再度路図にざっくり重ねてみると現在の摩耶東谷のようだ。やはりかつては主要な道だったんだなぁ。にしても「住吉登山道」という名前は初耳だなぁ。どういう由来なんだろう。近くにあった妙見堂との関連があるかも。
さらにもう1つ、天狗道の脇に「摩耶仙人巌窟(ANCHORAGE)」がある。英名からして本当に修験者が岩に篭って修行していた場所なんだろう。今の方位標識がある岩場かと思う。

企画展ではこうした展示物以外にも15分程度のショートムービーがある。スタッフに「どうぞ、よろしかったら」と勧められるまま観てみた(どうやら入館のタイミングで声掛けして個別に上映しているようだ)。これは西宮市山口町制作のものらしく、かつてあった国鉄有馬線に関するもの。ぜひその廃線跡を歩いてみたくなった。個人的にとても楽しく、かなり見入ってしまいスタッフとしばしお話する。「(会期中以外で)どこかでもう一回観れないですかね?」というと「山口町に聞いてみれば良いかも」という主旨の言葉をいただいた。町の活性化などで、なんらかの仕掛けとともにぜひYouTubeにアップして欲しい!


さて、猫の診察を終えて、訳あって新神戸駅周辺へ向かう。しばらくして来神した両親を迎え、ちょっと移動しMuscle別宅へ。そこから摩耶山方面を眺める。
今日は生憎のお天気ながらなかなか収穫の多い日だった。初見の地図で「?」も多く出てきたのでまた色々調べてみようと思う。企画展は明日の16:00までなので興味のある方はぜひ!場所は以下。神戸市文書館、「第2土曜だけ」とかで開いたりしないかなぁ。平日のみではもったいない。

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