高雄山の山頂から北東に伸びる顕著な尾根に乗る。高雄山の尾根道にあるのは八十号で、この先わかっている石柱は黒岩尾根の606Pにある八十二号。というわけで、この区間の未見の石柱は1本しかないということになる。あまり直線的に歩く理由はないわけ。ポイントを絞って行こう。
ここは高雄山の東面の斜面で、奥に見えるのが黒岩尾根。この先は生田川へ向けて急激に下っている。ちょっと危ないので左手にある谷筋方向へトラバース気味に下る。谷筋へ向かうのが安全かどうかは問題だけど、かつて一度歩いたことがある場所ということで下っている。
1本谷筋をまたいで、北側の谷筋へきた。写真右手の下流側には三笠岩=立岩が見えている。かつての経緯からここが間違いなく境のポイントといえる場所。
もしかして立岩自体に八十一号と刻まれてたりしないかなと思い注意深く見て回る。んなわけないか…まぁ無い。一応岩の周辺はくまなく見て回ったものの…やはり無いなぁ。まずここにある(あった)と思うんだけど。
立岩の北側のくぼみに建設省の杭があるにはある。もしかしたらかつてそこにあったのかも知れない。それにしても立岩、あらゆるフェイスが整備されていて、よほど登る人が多いのか。
ちょっと歩き疲れたので高雄山砂防ダムのダム湖で一息つく。また水はけが悪くなったのか池の範囲が広がっているようだ。
う〜ん、今日も石柱の発見は無し。収穫といえば、再度山の山頂の眺望くらいだろうか。さて帰ろう。トゥエンティクロスを下って新神戸方面へ。
せめて動物と戯れておこうと思う。紅葉の茶屋のクロちゃんがちょっとした散歩に出ていたようなので追いかけてみた。相変わらず賢いし可愛いヤツ。
新神戸駅の裏側で例の茶トラに出会う。知り合いの方と戯れているところにお邪魔する。聞くと、毛球根が潰れていて病気にかかっているみたい。糖尿病か、寄生虫か、そのあたりもあるそう…食欲はあるようなん…。皮膚病の類なのか。ちょっと心配だけど、できることは少ないか…。
今日の参考サイト
山魚(やまうお)のホームページ 石楠花山の一里塚と生田川の立岩について
今日歩いた軌跡
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