明るい花崗岩がちょこちょこと顔を出している。上流に人工物があるわけでもないので水質も綺麗に見える。
谷筋を登っていくと石組みの谷止が現れた。1基目を越えると謎の水平道。そしてその先には連続して谷止が控えていた。
どうしてこんなに谷止がいるのかしら?と思いながら登っていく。左岸を見上げるとボロボロの壁。谷にも岩がゴロゴロと…なるほど谷止がいるわけだ。
もうすぐ谷が終わるという手前の地点。その左岸に30m以上続いていそうな滝のような流れがあった。ここを登っても良かったかも知れない。
忠実に谷筋を詰めていくと土の斜面。掴んだ枯れ木がもげて4m落ちたりしながらもなんとか登っていく。やがて傾斜が緩くなり峠に至る。
峠の脇に休憩に良さそうな岩があるのでここで一休み。この尾根は3年前に登った尾根で、荷車でも通れそうな道だった。なんのための道だったのかは謎。
さて、青谷東尾根へ向け東へ進む。一部は送電線のために伐採されている。
神戸港線一六鉄塔の上で青谷東尾根に合流する。鉄塔から東は上野道にある木製ベンチの展望所、その先に梅田の中心街も見えなかなか好展望。
青谷東尾根を下る。この道は若干トリッキーで下りで使うと「初見殺しの道」だと個人的には思う。
南に下っていき西に曲がる地点。そして笹薮の道。踏み跡はしっかりあるものの、曲がるという行為が案外難しいように思う。
途中こんもりした場所にアンテナがあるんだけど、このまま西へ進むとこれは間違い。道は手前で南に下るようになっている。以前このまま西に下ってしまいえらい目にあった。初めての方ならば、ルートに関してはTokiwaさんのページやアラカルートさんのページを見ておくのが良いと思う。
最終地点でスイッチバックして斜面の細い道を下れば正解。青谷道に合流。
今日は石柱は見つからなかったものの、思いつきのまま歩いた谷で滝に出会えたしそれなりに楽しめたかな。亀の滝に関しては情報が少ないのでまた色々調べてみようと思う。青龍寺の方なら何かしらご存知だろうと思うんだけど、なかなか声掛けが難しそう…。あるいは神戸つくばね登山会のお歴々か。
今日歩いた軌跡
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