住吉・芦屋

(更新日: 2024.02.1) , 4

【古道を歩こう】住吉ステーションの碑から住吉道(有馬道)。住吉川の水車小屋跡探訪を経て黒岩谷西尾根。魚屋道を下って有馬まで。


住吉道と打越山方面を結ぶ木橋を渡る。


13:34 住吉道に合流。ウロウロしていたとはいえ、スタートから2時間弱でまだ五助堰堤手前ってことに少々項垂れる。


大阪毎日新聞社建立の「六甲山頂上に到ル」の道標。これは下半分はなくなってしまったようだ。


進むと『20メートル先に1938年7月6日 阪神大水害で流された「右 ありま道」と書かれた石の道標があります。見てやって下さい。休憩所もあります』案内がある。


「約100m上に有馬に物資を運んだ旧有馬道の跡があり、この石標は1938年7月の阪神大水害でそこから流されたもので、およそ70年斑に発見されました。2010年11月」とある。その書体の感じから割と新しそうだ。


「約100m上」とは「上流へ100mの地点」のことを言っていると思うので、その地点がどこなのか探してみることにした。「旧有馬道の跡」というのはなんだろうか?


階段を登った先、道が北へ転じる地点に石垣がある。


石垣の地点から南を向くと松があって、その先にはどうも道があるように見える。とりあえず下ってみることにした。


今度は登りかえす。こうして見ると削れた幅広の踏み跡があるように見える。これが「旧有馬道の跡」なんだろうか。


石垣がある松の地点まで戻ってきた。ここにさっきの道標があったのかも知れない。


いかにも六甲山の古い道といった風情で和む。


六甲山2.8km、JR住吉駅6.2kmの道標を過ぎて、谷筋を巻くと荒れた尾根を登る展開。ここらあたりはかつての道とは違うのかも知れない。


雨ヶ峠方面からの道を交わって本庄橋跡の下流渡渉地点に来た。ここから本庄橋跡までわずかだけど遡行する。


橋の残骸でもありやしないかと歩いてみるものの…怪しげなものもあるにはあるけど、橋の跡かはわからないなぁ。


木橋の下に来た。たもとにはやけに大きな岩があるね。


本庄橋の残骸を見る。なかなか立派な石造りの橋だったんだなぁ。


説明板のイラストを見る限り、現在の橋のたもとにある岩は残っているっぽいな。裏には経緯(抜け荷の道etc.)などが書かれているので休憩しながら読んでみたりする。


最高峰下、どの道で一軒茶屋へ向かうか。今日は写真中央に見える黒岩谷西尾根を登ってみることにした。

1 2 3 4 5

6

7

【古道を歩こう】谷上から炭ヶ谷を経てマムシ谷を下ってシェール道、桜谷道を登って摩耶山。摩耶本道(青谷道)で下山。前のページ

【古道を歩こう】※補足 「右モ 左モ 有馬道」の道標を会社帰りに見に行く。次のページ

コメント

    • うどこ祭
    • 2020年 10月 22日

    こんにちは。はじめまして。

    一年以上前の記事にコメント失礼します。
    住吉台に20年近く住んでいる者です。
    水車小屋跡地の看板に1番近い、入口付近の小屋には恐らく15年くらい前まで、絵の先生が住んでおりました。
    現在は火事で先生が亡くなってしまい、廃屋になっています。
    その奥は、私が物心ついた時には既に廃屋・廃集落になっておりました。

    石カフェは週末には開いている様です。
    あの付近は昔から上質な御影石(墓石などの材料になる鉱石)が採れる、採石場で、石を採石し、加工する工場がチラホラあります。人も住んでいます、石カフェは7年くらい前に気づいたら出来ていました…

    神戸市東灘区住吉山手3丁目4の巨大な空き地に関してですが、こちらも物心ついた時には既に廃屋でした。中は蔵がある大きな個人邸宅の様なのですが、門が開いた所も人の姿も見た事がありません。現在取り壊し作業が行われていて、初めてちらりと中を見る事が出来ましたが、荒れ果てて空き地というか林の様になっております…

    とっても地元の記事なので思わずコメントしてしまいました。
    水車小屋跡地や石切場の近くは住んでいる私も謎が多い地域です。
    これから寒くなる季節ですが、お身体には気をつけてください。

    長文でのコメント失礼致しました。

    • うどこ祭さん おはようございます!

      なんと2000年代に住んでおられた方が。少々驚きです。
      その奥あたりは昭和の遺物でしょうか。
      石カフェは7年前と。HP見てみるといわゆるカフェではなく、アウトドアの活動をしているんですね。

      神戸市東灘区住吉山手3丁目4はそんなに前から空き地と言うか、廃屋ですか。
      周囲に比べても異様に大きいからなにか謂れがあるのかなぁ。
      ちと調べてみようと思います。

      それにしても地元の方からのこうしたコメントは嬉しい限りです。
      ありがとうございます!

    • 松岡 順子
    • 2020年 1月 07日

    大変楽しいハイキングをありがとう!

    この位置が果して有馬のどの位置に当たるのか知りたくて・・
    大阪毎日新聞社建立の道標「住吉二到ル 12,413.00m」とありウキウキ。
    12413.00m-9818.172m(90丁)=2594.828m
    また、住吉から六甲山まで9Kmで、そこから818.172m北が、その位置かー。

    この位置にどんな意味があったんだろう
    有馬の境界か、品物の引き渡し場所か、それとも~楽しい推理のひと時でした。

    • こんにちはー はじめまして!

      楽しみの一助になったのかどうか、うれしく思います。
      こちらこそありがとうございます。

      何かしらお気づきの点などありましたら、またお気軽にコメントいただけると幸いです!

  1. この記事へのトラックバックはありません。

AND 絞り込み検索

  • カテゴリー

  • タグ

  • キーワード

神戸市境界石

  1. 神戸市境界石No.88 天狗道から掬星台へ。
  2. 神戸市境界石No.73・74 七三峠から極楽谷周辺。三森谷か…
  3. 神戸市境界石No.78 再度山山頂の北側にて。蛇ヶ谷右岸から…
  4. 神戸市境界石No.79 蛇ヶ谷右岸にて。錨山散歩のついでに。…
  5. 神戸市境界石No.57 林田区境界を歩く。高取山から獅子ヶ池…

ナレッジ記事

  1. 新湊川水系天王谷川天王ダムの階段立入りについて神戸土木事務所…
  2. 神戸古今對照地圖で明治大正期の市郡界を把握する。
  3. 山行記録のまとめ方改その2。地理院地図でルートのまとめを作成…
  4. トゥエンティクロス道標の表記がバラバラな件について調べてみた…
  5. 神戸市北区花山中尾台3丁目、阪神高速7号北神戸線下の「関係者…

谷筋ピックアップ記事

  1. 住吉道から一部離れて川を溯行。本庄橋手前、森林管理道分岐から…
  2. 船坂橋から樅ノ木谷を登り船坂峠。細ヶ谷西尾根から細ヶ谷を下っ…
  3. 学習の森から洞川キャンプ場を経て妙賀山へ登る。谷筋へ下り、北…
  4. 亀の滝第二砂防ダムの谷を登る。亀の滝もついでに見ておく。
  5. 地蔵谷の大滝左岸支谷から天狗道を経て黒岩尾根の支尾根を登り返…
PAGE TOP