2016年4月9日土曜日。今日はいよいよ茶屋がオープンする日。先週の土曜日に斜面に丸太階段をつくるという約束をした。約束の時間は午前10時。本当に来ているのかな?
9時50分に現地到着。ひよこ橋の脇にはキレイなスミレが咲いていた。この時間に行動するのはマッスル的には珍しいパターン。たくさんの人が大師道を登って行っている。
一旦店内を見てみる。さっそく賑わっているようす(支障がないよう間隙を縫って撮影)。男性の団体さんは10時前でも、もうお酒。グラスが開いていた。どういう行動パターンなのか気になるところ。
入口の脇には「ちまき工房ゆき」の可愛らしい看板が掲げてある。こんなロゴがあったのか。そうこうしている内に10時を迎える。女の子が3人だけ来ていた。男の子の姿はない。どうも午前中は柔道の練習があるらしく、お昼すぎになるとのこと…。
ここに丸太を敷いていくわけだけど、まだお昼すぎまで時間はたっぷりある。というかありすぎる。まいったなぁ。ぼーっとしてても仕方ないので下準備をしておく。
職人さんに電気チェーンソーの扱い注意点を聞き、このあと階段の道幅に合うサイズに切り分けていった。サクサク切れて楽でいい。以前交流の森で伐採を経験したときは手鋸で作業して参った。森の伐採では資格がないと使えないけど、ここでは問題ない。注意して切っていく。すぐに終わってしまったので男の子たちが来るまで、山登りをしよう。
近場の山登りを終えて、茶屋に戻ってくると、午前中の柔道練習を終えた男の子が来ていた。さっそく階段作りにとりかかる。やっと本題だ。
しばらく作業して…いや、ね、素人仕事ですから。あっちゃこっちゃ向いているのはご愛嬌。そのうち馴染んでいくと思う。形というより気持ちの問題。子どもたちが自分の手でつくる。それが思い出とともに残る。それがうれしい。大きくなるにつれ、こうした思い出は記憶の彼方になると思うけど、ふとしたきっかけで近くを通った時、今日のことを思い出すんだろうか。
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