裏六甲

(更新日: 2017.12.26) 0

石楠花谷核心部を経て石楠花谷西尾根。天狗岩経由で炭ヶ谷西尾根を下り下谷上まで。

2017年2月26日 日曜日。10:48起床。2日連続谷を歩くのはしんどい。というわけで昨年彷徨った挙句、行けなかった石楠花谷西尾根に改めて行くことにした。


花山駅で下車し、東へ進む。この先「出合橋」で橋を渡り、大池中学校の東側の小道を南へ進む。ちなみにこの神姫バス、阪急バスのりばは本数が極端に少なく乗る機会は一切なさそう。


野球ができるグラウンドを過ぎた地点から左奥へ進まずに、右下谷方向に下ってきた。ここには「黒岩砂防ダム」がある。この名前は石楠花谷の右俣の上流にある「黒岩」から来ていると思うんだけど、その黒岩はどこにあるんだろう?アラカルートさんでも謎だった。また探しに行こう。
少し先にある、危うげな階段を下って川に下りる。


テニスコートの下を進んで地獄谷と石楠花谷が交わる地点に来た。ここはテニス倶楽部から下ってきた渡渉地点にあたる。一旦左岸にある石楠花谷道を進むことにした。谷道は谷からそこそこ離れている。


石楠花谷の核心部は見逃せない!というわけで谷道から左手に下って、小滝の前についた。濡れないように右岸に渡り進む。


続いて大きな釜を持った小滝。なかなかの秘境感。Muscle的には六甲の谷の中でお気に入りの1つ。去年の溯行時は釜を進んだものの、今日は濡れたくない。左の脆い巻道を使う。


巻道から戻って小滝の上から釜を見下ろす。この釜は本当に素晴らしいなぁ。さて上流へ。


谷が約90度曲がって期待が高まる地点。


屈曲した先にゴルジュとチョックストーン小滝。この区間は神戸最後の秘境といっても差し支えないかも。手前右の岩場から巻いていく。巻道から谷に下る地点にはロープがあるんだけど、随分古そう。


ゴルジュを振り返る。左手の岩に垂れているのが古びたロープ。大分固くなっているし、あと少しで朽ちそう。


上流へ進む。ここまでなんとか濡れずに来ることができた。


すぐに石楠花谷堰堤がある。高さは13mで大きくはない。今日はここで溯行終了。先には釜滝などがあるけど、個人的にここまでが石楠花谷のハイライト。左岸から堰堤を越えていく。右岸に比べ湿っているし、やや面倒。そして谷道に戻る。

1

2 3

夙川水系どんどん川。六麓荘の橋巡りを経てユルギ谷を登る。前のページ

西山谷の支流を登る。右俣を3本経由して天狗岩へ。次のページ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

AND 絞り込み検索

  • カテゴリー

  • タグ

  • キーワード

神戸市境界石

  1. 長田区一里山町の山中にある境界杭について問い合わせる。
  2. 神戸市境界石No.69 菊水山駅東尾根(仮称)から菊水GCを…
  3. 神戸市境界石No.46 高取台中学校北側の高取高層配水場の脇…
  4. 神戸市境界石No.79 蛇ヶ谷右岸にて。錨山散歩のついでに。…
  5. 神戸市境界石No.48・49 高取山白川神社境内と安井茶屋 …

ナレッジ記事

  1. 【神戸100年 写真集】明治以降の山本通周辺の風景。
  2. 山行記録のまとめ方改その2。地理院地図でルートのまとめを作成…
  3. XperiaXZ1 Compactに機種変更 試し撮り+αで…
  4. 埋もれゆく美しい杣谷周辺の情景。過去と現在と。
  5. 山行記録のまとめ方。Google ストリートビューで360°…

谷筋ピックアップ記事

  1. 高橋川水系 要玄寺川(中野村谷川)遡行。阪神深江から薬科大脇…
  2. 生田川流域廃ポンプ場巡りの下見。その後北ドントリッジを経て森…
  3. 敏馬神社から島田道を経て摩耶ケーブル下。摩耶東谷を下って深谷…
  4. 菊水第2ルンゼ(仮称→菊水北ルンゼ)を登る。菊水ルンゼ北の谷…
  5. 岩屋瀧上流 婆谷(ばばだに)を登る。婆谷第二砂防堰堤はいつで…
PAGE TOP