住吉・芦屋

(更新日: 2018.12.3) , 0

黒五滝から黒五山を登る。北黒五山を経て黒五谷から岡本まで。道中謎の水平道。


登り始めてすぐに謎の構造物が左右に走っていた。時代は比較的新しそう。左側=住吉川方面はすぐに斜面になっていて、コンクリは途絶えていた。なんだか水路のようにも見えた。


右側を見てみる。う〜ん黒五谷堰堤建設時のものなのか…謎。


尾根筋の幹にはトラ柄テープ、岩にはスプレーマーキングがあったりする。この写真の中央辺りには何やら道があるように見える。手前の幹で隠れている部分にもう1つトラ柄テープがあるんだけど、その手前に…


水平道があった。2つ目のトラ柄テープの手前から北側を見ると、斜面を巻くように道が付けられているのがわかる。やけに明瞭だ。東へも道が続いているんだけど、まずは北側の先を確認してみることにした。黒五山へ向かう予定は一旦中断。


五助堰堤を過ぎても続いていることから、どうも古い登山道のように思える。物資を運べるくらいの幅はありそう。


しばらく進むと左下に五助池が見えてきた。これは五助堰堤を越えて住吉道を進んだところにある立派な池。この少し先で水平道は消えていた。


先程歩いてきた道を煽りで見てみる。道の下側はこのように石垣で補強されていて、しっかりした道だったことがわかる。う〜ん、なんの確証もないけど、これは旧有馬道の一部なんじゃないかなぁ。


水平道を引き返してトラ柄テープ地点まで戻ってきた。今度は反対側、このまままっすぐ東へ回り込んでいくことにした。


先程と同時代のものと思われる石垣があって、立派な道が続いている。これは一体なんのための道だろうか。こっち側(黒五谷沿い)はさすがに旧有馬道とは思えない。


ちょっと進むと右下に黒五谷の小滝が見える地点があって、そこで道は流されていた。しかし一応もう少し先まで確認しておこうと思う。


石垣が少し見えるものの、もう谷は目と鼻の先。この先は黒五谷堰堤があるので、堰堤工事の作業道だったのかも知れない。


トラ柄テープの地点までまた戻ってきた。やや寄り道が長すぎたか…。さて、黒五山山頂を目指そう。

1

2

3

六甲山でのドローン撮影について神戸市に問い合わせた結果。前のページ

北黒五山から雨ヶ峠へ。支尾根を下り長谷(河原ヶ谷)を登り返してシノキ山(東お多福山)。次のページ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

AND 絞り込み検索

  • カテゴリー

  • タグ

  • キーワード

神戸市境界石

  1. 神戸市境界石No.46 高取台中学校北側の高取高層配水場の脇…
  2. 神戸市境界石No.85 黒岩尾根から派生する尾根にて。どうや…
  3. 学校林道へ神戸市境界石90号と93号を探しに行くが…2日連続…
  4. 神戸市境界石No.59 獅子ヶ池東244.9mP付近にて。高…
  5. 神戸市境界石No.57 林田区境界を歩く。高取山から獅子ヶ池…

ナレッジ記事

  1. 神戸市北区花山中尾台3丁目、阪神高速7号北神戸線下の「関係者…
  2. 山に行けないので、家に篭って本を読む。関西周辺の谷、生と死の…
  3. 【神戸100年 写真集】明治以降の六甲山周辺の風景。
  4. 端折っていた写真も別の形で載せたい。Smart Slider…
  5. 市バス25系統停留所の名称について問い合わせる。だいりゅうじ…

谷筋ピックアップ記事

  1. 阪急岡本から八幡谷遡行。ハブ谷を詰めて横ノ池の雌池まで。
  2. 長峰山東面 六甲川右岸の谷を登り下り。連続小滝手前で見落とし…
  3. 鍋蓋地獄谷左俣を登る。山頂経由で小部隧道南谷(仮称)を下り大…
  4. 楽生公園から上野道経由で掬星台。桜谷を下り、徳川道を経て摩耶…
  5. 二十渉堰堤下流の支沢から黒岩尾根を経て、掬星台へ至る。
PAGE TOP