長峰

(更新日: 2023.09.20) , 2

ハチノス谷支流 飛行機谷を登る。ハチノス谷東尾根を下ってシル谷。


ハチノス谷東尾根はやや滑りやすいので注意。神戸線九鉄塔、岩に埋め込まれた2級基準点、方位標などを過ぎて神戸東線ニ四鉄塔に至る。市街地は意外にまだ遠い感じ。


下っていくと最終地点付近。ここから右手へ下れば長峰霊園。左奥には踏み跡がある。というわけでこの脇道へ行ってみることにした。明瞭な踏み跡、水平道が続いている。


小さな谷筋を2つばかり過ぎて進んでいくと日柳川第2号堰堤に行き着いた。左手の石垣の枝に切れ気味の古いロープが垂れている。その先は踏み跡消滅。


堰堤から下流、右岸斜面に少し踏み跡があって進んでみるものの消えてしまった。さらに強引に進もうかと思うも谷筋へ向けてえらい傾斜の斜面になっていた。というわけで堰堤下まで戻ってきた。


左手を見ると石垣と梯子。石垣を適当に登って、藪を抜ける。


神戸市灘区篠原シル谷の奥の方の舗装路に飛び出した。脇道に入ってきて、なんだかとんでもない最後だったなぁと思いながら下る。住宅が点在していて、そのうち一軒に「氷」の旗が掲げられていた。もしや山麓の隠れ家的カフェか?


玄関から「ここもしかしてお店ですか?」と聞いてみた。この佇まい、パッと見でお店と思うでしょ? 家主「店じゃないですよ。まあでも、良かったらかき氷食べていく?」とのこと。「!!?!!」…なんとまぁ驚きの展開だ。


「抹茶、いちご、みぞれ、どれにする?」 M「みぞれでお願いします。」 「あんこ付けとく?」M「はい!」お店顔負けの厨房で氷を削っている。出てきたのがこれ。練乳たっぷり!氷の中にはあんこ。「どう?」 もちろん、ウマウマです。


「ビールいる?」M「いいんですか?」と伺うも、その実かなり図々しいMuscle。奥さんがさらにおつまみも作ってくれた。チーズとバジルとトマトとクラッカーのハーモニー。かき氷の組み合わせといい、おつまみの組み合わせといい、Muscleの大好物で構成されている。
どうやらここら辺りに迷い込むハイカーも時々いるらしくその度にフォローしているそう。奥さんは山登りをされていたようす。「露天風呂もあるよ。入ってく?」 さすがにそこまでは…遠慮しておく。なんやかんやで「またおいで!」と言われ、お別れ。なんとおおらかな方々だろう。


最終地点で脇道に入って失敗かと思ったものの、最後の最後であんな出会いがあるなんて…たまには脇道に入るのも良いかも知れない。今日は山の日、とても素敵な思い出ができた一日だった。

今日歩いた軌跡(作成中の摩耶_長峰山詳細登路図一部抜粋)

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遡行図記号をイラストレーターで作成し、遡行図を作ってみる。前のページ

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コメント

    • komura
    • 2017年 10月 24日

    はじめまして。

    灘区が西灘村だった頃から90年間神戸に住んでいて他界した祖父から以前聞いた話では、地元ではハチノス谷のことを「ハチース谷」と言う人など聞いたことがなく、「永峰」堰堤もおそらく長峰の誤記だそうです。
    たぶん地元に詳しくない役人が杜撰な仕事でつけた表記が、そのまま残ってしまったのでしょう。

    ちなみに住吉川上流のおこもり谷もどこかの地図屋のミスプリントが定着してしまったらしくて、昔は「ネコモリ谷」と言っていたそうです。

    他のサイトではハチース谷が正式などといい加減なことを書いている人もいて、ネット上の誤情報の連鎖を止めるのは難しいと思いますが、地元とは違う認識が広まるのは残念なのでちょっと書かせていただきました。

    • komuraさん はじめまして こんにちは!

      なんと…おじい様からのお話とは。貴重なコメントありがとうございます。
      ネコモリ谷、そうでしたね。
      細かいところでいくと、都賀谷が部賀谷になっていたり、獺川が瀬川になっていたり
      知っていればそうはならないだろうというところなのに。校正はどうなっているんだろうと疑問に思ったりします。
      私個人的にはなるべく正しく残していきたいと思っています。
      もし間違いがありましたらご指摘いただけると幸いです。

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