布引・北野

(更新日: 2025.04.7) , , 2

布引貯水池周遊。貯水池北西にあるササ谷を抜け再度東谷鉄塔巡視路。布引谷から下山。


予想通り「南無妙法蓮華経」の念仏碑があった。これは鼓瀧上流右岸のルンゼを登った時に出会ったもの。流れ的にはやはり、手前にあった廃屋らしき場所が妙見宮跡なのではないだろうか。語り部さんがいるなら聞いてみたい。


獣道の水平道を慎重に戻って、九十九折の道を登り返す。


郭跡最初の地点にあった、左手にある踏み跡を進んでみよう。


すぐに神戸布引ロープウェイの支柱がある地点に着く。ゴンドラが真上を通過していく。右手に進むと…


救助装置を置いているのであろう、物置があった。こんなものもあるんだなぁ。顕著な踏み跡がどこにも見られないので奥のブッシュに突っ込んでいく。適当に斜面を登って城山道に復帰。


しばらく登って沢渡さんの石柱がある地点。左奥に進む城山道に別れを告げて、右奥に進む。怪しげな踏跡を辿って…


郭跡から先、比較的緩やかな尾根筋を下っていく。


水道用地境の石柱がある。さらに下る。以前も行ったことがあるのであまり不安はない。


これも水道用地境の石柱かな。埋もれていてわからなかった。さらに下ると…


尾根筋にどデカい岩が鎮座する。右から回りこんで下っていく。


大きな岩から先はだだっ広い斜面となる。眼前に布引貯水池の湖面が迫ってくる。


五本松堰堤が見えた。この地点は比較的明瞭な踏み跡がある。が、ここから先、堰堤付近までは道が流されている。とりあえず堰堤右岸まで行ってみよう。


無理やり来てみたが…堰堤天端は立入禁止だし、下流側もフェンスに仕切られて進めなくなっている。しようがないので戻る。ところで六甲_摩耶_再度山路圖には貯水池の南から西に周回するような小径が書かれている。昭和初期にはそれなりに歩ける道があったようす。城山302.6から下る道は行ってみたことがあるけど、なかなか険しかった。

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東山崩落斜面がどうなっているのか確認。西谷川(狐西谷)支流を登り、東山尾根を下る。前のページ

北野谷から布引貯水池周遊。貯水池西にある奥サブ谷から浅間ヶ丘道まで歩く。次のページ

コメント

    • 長峰大好き
    • 2016年 4月 24日

    古い石柱の件、堺市、神戸港湾Wikiの情報がいったん下げられてこのまま進捗無しかと思っていましたがいろいろ見えてきましたね

    山麓道、かずら橋ルート、生田川で囲まれた三角ゾーン内に鍵ありとも思っていましたが歳のせいか土曜山歩く→日曜ただのご老体で傍観していました

    面白い!過激に詳しいルンゼ情報も含めてネット上に貴重なアーカイブとして永く残していただきたいです。

    • こんにちは!
      今日も近場を行ってみたのですが、案内板に妙見宮の場所が明記されてました。なんともはや…。

      間違った情報や勘違い、誤表記や誇張などに注意していきます。

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