布引・北野

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布引谷ルンゼの先で昭和初期の念仏碑に出会う。

2016年3月27日日曜日。今日は朝から一頓挫あって予定が狂ってしまった。お昼前から短い時間だけど山に行く。こんな時のためのルート、今日はそのうちの1つを消化しよう。

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北野の不動坂を上がる。北野マンションの桜が開花を迎えていた。来週にはきっと見頃になっているはず。楽しみ。新神戸駅方面へ、信号から右に進む。

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新神戸駅南の生田川沿い。左手の山を見ると山麓電飾の下に山桜?が咲いているようす。あとで見に行ってみよう。新神戸駅をくぐり布引のハイキング道を進む。

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サディスティックな階段を登って雌滝落ち口を過ぎ、鼓滝を越えた地点。この対岸に目指すルンゼがある。

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台風後などは滝と化している(音量注意)。しかし普段水流はない。上部が確認しきれないけど、そうとう急峻。でも右側には木々が見えるしなんとかなりそうだ。

DSC_0409鼓滝落ち口上流側、谷止の手前で生田川を渡渉する。箒が2つ流されていた。渡渉後、写真中央あたりの岩を登る。

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なかなか手ごわい展開。岩屑がつまる岩溝を慎重に登って行く。鼓動が早くなるのを感じる…こわい。


上部にはチョックストーンのチムニー滝。滝の直登は厳しい。周りの岩自体は順層でなんとかなりそう。もう少し近づいてみる。

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直下に来た。やっぱり登るのはとても無理。(雨がしばらくなかったこんな時でもチョックストーンの先あたりからは水が滴っていた。)右から巻いていく。

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木の根などを頼りに、キックステップを交えて斜面を進む。巻くのも少々危なかった…。谷筋に戻って…

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落ち口に寄ってみる。流れがあるときに来てみたいんだけど、流れがある=生田川の渡渉が不可能。渡ろうとしたら濁流に飲まれて鼓滝から雌滝、一気に下流まで流れされて一巻の終わりだろう。

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ルンゼを抜けると多少は緩やかになってくるんだけど、それでも傾斜がきつく登りにくいことに変わりはない。ゼーハーしながら登って行く。

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上空を見上げると神戸布引ロープウェイのゴンドラが通過していく。ロープウェイから見たら一番深いところを進んでいると思う。

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ロープウェイの下を少しだけ進むと、なんと!こんな斜面に「南無妙法蓮華経 不動(尊?)」の念仏碑があった。場所的に徳光院関係?とも思ったけど、南無妙法蓮華経なら違うか。謎は深まる。裏を見ると昭和七年とあった。いや〜、こんなところにこんなものがあるなんて…びっくり。天神谷の層塔形燈籠にも驚いたけど、それに次ぐ驚きだ。

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斜面にはロープウェイ下のネットを支えるため?のワイヤーが張ってあった。こんなのもあったのか。色々あって面白いなぁ。さらに斜面を登って行く。


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見た目以上に急な斜面。幹を伝うごとに一息入れる。汗が止まらない。とにかく登って…


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城山21TURN(城山道)に合流。右手から登ってきた。見下ろすととんでもない斜面。さておき、滝山城跡方面に進む。

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コメント

    • shiratori
    • 2017年 7月 22日

     ご丁寧にもご返信いただき恐縮です。

     白鶴美術館のお隣に(徳本寺)が御座います。
     地元篤信者の求めに応じて、徳本上人が念仏道場を開いたのが、開寺の始まりではないだろうかと、勝手に推測いたしますが・・・
     いまだ、訪ねた事がありません。

    • 夜分遅くに返信すみません。

      白鶴美術館のお隣にあるのですね。
      コメントを頂くたびに行ってみたいところが増え感謝いたします。

      街中も含めていつになったら完登しきれるのか。
      気長にやっていこうと思います。

    • shiratori
    • 2017年 7月 22日

     ぼくのコメントに間違いがあり、大変失礼致しました。お詫び申し上げます。

     石仏には(南無妙法蓮華経)との刻ですが、徳本上人の唱える刻は(南無阿弥陀仏)と、6字ですから、これはぼくの早とちり・・・

     
     昭和7年との刻ですが、確か(妙号岩)も昭和一桁の時代に近隣の信仰者によって刻されたと伝え聞いております。

     ぼくが妙号岩を攀じ登った昭和35年ごろ,直下には神戸電鉄が走っており、懐かしい・・・現在は(石井ダム)が造られ、電鉄はトンネルの中。

     六甲山系ではないのですが、徳本上人は、信州と深いつながりがあってか研究者によりますと,徳本峠との関連性をつなげております。

    • 加筆修正ありがとうございます。

      shiratoriさんは岩登りも随分されていたのですね。
      そして、歴史にもお詳しい。

      アルプスの方はこのGWに行っただけで、ほぼ行くことはないと思いますが、
      徳本上人については調べてみようと思います。

    • shiratori
    • 2017年 7月 21日

     「念仏石」おそらく、徳本上人(1758~1818)が全国各地を訪れ、石や岸壁に「南無阿弥陀仏」と刻んだ゜「妙号岩」或は「名号石」でしょうが、全てが、徳本上人の手によって刻んだのかは不明です。
     
     六甲連山では゛「妙号岩」が有名ですが、刻んだのは別人らしい。
     
     芦屋市を横切る西国街道沿い、宮川の西側にも徳本上人の「妙号石」が鎮座、旅行く人々が手を合わせたのでしょうか。

     徳本上人は紀州生まれの「浄土宗」の高層で、当時、庶民の間に強く「念仏信仰」を広めた念仏僧で、将軍家に対しても強い発言権を持っていたそうです。

    • shiratoriさん

      本当にお詳しいですね。教えていただいてばかりで恐縮です。
      >芦屋市を横切る西国街道沿い、宮川の西側
      ここには立ち寄ってみたいと思います。

    • 長峰大好き
    • 2016年 4月 04日

    昭和初期の石柱、感激ものですね!
    以前から気になるルンゼだったので日曜早朝に寄ってみましたが柵を越えて下って渡渉…の方がハードル高いです、凄い、でももう行かれないのですか?

    汗ばむ気候で注意していたのについ腕まくり,また毛虫の毒棘にやられてしまいました。
    ヘビーな薮漕ぎはもう季節終い、Muscleさんも子供たちもご注意くださいね

      • MuscleTurtle
      • 2016年 4月 04日

      いや、ほんとびっくりでした。まさかあんなところにあるなんて。
      あのルンゼ、そもそも柵越がアレがナニですし、好ましくないかもですね。行ってしまってから言うのも何なんですが…。そういうわけで行くこともないかと思う次第です。
      毛虫…一昨年みたいなことにならなければ良いのですが…。ブヨ、ヒルなど敵は多いですが、注意しながら今年も色々行ってみます。

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