うーん…無理だ。取り付く島もない。右から巻いていく。木の根さえしっかりしていたら、腕力でごぼう的に登れなくはなさそうだけど…多分無理。すぐにダムがあるのでこのまま山腹を進む。
ダムの上部でさらに二俣となっていた。水流が見られる右俣へ進む。
右俣に入ってすぐ。右岸に支流がある。後から思えばこちらに進んでも良かったかも…。進んでいくと…
こんなのがあったのか…。三段滑滝。いや傾斜のきつい滑か。微妙なところ。ここまで進んでこんな展開になるとは…。出だしは傾斜も緩く、滑りにくいので直登していく。2段目あたりから傾斜がキツいので左に逃げる。逃げた先で掴んだ岩がゴッソリ剥がれ、中から蟻が這い出してきた…少々怯む。
3段目から先も傾斜が割りとある。が、ここらあたりで斜面をわずかに下り、強引に流れに戻る。
上部で二俣となる。ここも水量豊富な右へ進む。それにしても「なんでこんなに水量が多いの?」という疑問が出てくる。と、同時に匂いも気になってきた。若干嫌な予感…。
思わず「おい〜」と声を上げてしまった。詰めに詰めてこれか…。左に逃げて斜面を登ると…
15:02 オテル・ド・摩耶のファミリールーム裏あたりに飛び出した。右に回りこんで駐車場へ抜ける。
15:16 しばらく歩いて掬星台。木ノ袋谷は滝から先、結構キツい展開だったけど 初見の滝群に魅せられ、滑滝には驚かれさた。チョックストーン滝越えでモタモタして瞼を蚊に散々やらてもったり腫れてしまった。滝の動画を撮ってみたものの使い物にならず…。難しいなぁ。
おまけの帰り道に続く。
いや〜素早い行動力と見事な踏破力!素晴らしいですね。堪能させていただきました。写真も実に綺麗!
木の袋谷の左俣奥の遡行記録としては現時点で最も完璧ではないでしょうか。
源流の水質を含む様々な情報もあえて伏せていました、ご免なさいです!でもこのブログのお陰で左俣奥の滝群に光明が与えられました
最後の滑滝に進まずに左俣を選べばジャグジー方向ですがこちらにも違った趣の流れが…
木の袋滝までのルンゼも個人的には好きで厳冬期を中心にくりかえし訪れているところもありますがMuscleTurtleさんならきっと別の展開が待っているような…
釈迦に説法ですがどこも岩質脆く落石には十分ご注意下さい
長峰大好きさん こんにちは!
恐縮です。
今まで行った六甲の谷筋と比較してけっこう困難でした。連続するチョックストーン滝が核心部ですかね。
大きい滝の壁はいいとして、圧迫感満載の手前のチョックストーン滝…あれもう1回行ける気がしないです…。
摩耶山東部はあまり行っておらず、面白さを発見させていただきありがとうございます。
伏せていただいたからこそ、楽しみもありました。
ルンゼなどは想像するに、どこも相当険しそうですね。「別の展開」が気になるところ。
注意して行ってみようと思います。