入り口のようすからちょっと心配したけど、パッと開けて明るい雰囲気に安堵する。普段のようすを知らないので、台風後で荒れているのかどうかはわからない。
ここらあたりがハイライトか。googleストリートビューのパノラマ写真を撮ってみるも、アプリの動作が怪しく…結果、綺麗に合成されていなかった。右岸には大きな壁が広がっている。
谷筋を進んでいく。今日の山行のタイトルで「右俣」と書いているけど、歩いている時には二俣に反応できなかった。あとからこうして写真で見ると、この奥で二俣になっていると思う。地形を見ずに水の流れだけ追っているのは考えものだなぁ。
右俣に入っていると思う。そこそこ大きな木が目に入り始める。険しい雰囲気を予想していただけに、妙に落ち着いた雰囲気に面食らう。
これかぁ。二又の杉の巨木に出会う。早速抱きついてみる。今日はメジャーの類は持ってきていない。抱いた感じから4mを越えている。摩耶山周辺の巨木に数えられるべき大きな杉。思っていた以上に大きい!教えていただいてありがとうございます!
裏側から一枚。なんだかセクシー。さて谷筋を詰めていこう。と、足元にサッカーボールが転がっていた。掬星台あたりから転がって来たのか、とりあえず拾ったものの…小さいザックには入らないので右手に持つ。片手が塞がる展開に。
谷筋を詰めていくと倒木地帯。と、またまたサッカーボールが…拾う。両手が塞がる展開になってしまう。あとから思えば潰してザックに詰めたら良かった。なぜボールのかたちそのままに手に持ったのか、自分に呆れる。
谷筋を登っていくとやがて尾根筋に吸い込まれた。右手の小さな尾根を登っていくと謎の水平道。ただの獣道なのか、杣道なのか謎。写真左手へ登っていく。
結果飛び出したのはここ。掬星台の東の展望台直下。今日はハイカー、観光客ともに多いのか、人出が多くかなり恥ずかしい展開に項垂れる(左手の尾根に乗って、さっさと山寺尾根に出るべきだった。)。左俣を進めば早めに山寺尾根のコルに出られただろう。
当初はまやビューラインで下ろうかと思っていたものの、臨時便も出ている。人が多いわけで、泥だらけでは気が引ける。上野道で下ることにした。五鬼城展望台手前ではド派手な倒木箇所があった。今回の台風でもっと崩れた場所があるのかな。谷筋や斜面は緩くなっているだろうし気をつけなければ。
それにしても3週間も開くと感覚が鈍くなっているのを実感。もうちょっと普通の道でも良かったかも知れない。
今日歩いた軌跡
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MuscleTurtleさん、こんにちは。
巨木拝見しました。
さすが長峰大好きさん、よくご存じですね。
画像の位置情報と、1/2500白図で場所を確認しました。
確かにこの支流560m付近で二俣になっていますね。
山上方向左俣からアクセスし、沢の分岐で折り返せば、
比較的容易にアクセスできそうです。
私も掬星台を通過する山行で確認してみたいと思います。
私の方は金曜日、やっと六甲山のマザーツリーを
コンプリートさせることができました。
Tokiwaさん こんばんは!
本当に昔のことから最新のことまでこの山域のマスターです。
ぜひお立ち寄りください。沢沿いなので見落とすこともないと思います。
六甲山のマザーツリー(http://tokiwatrekking.web.fc2.com/page_arekore/a_mt_rokko.htm)、これを参考にまた行ってみたいところができました。
例の七三峠、由来考察(http://tokiwatrekking.web.fc2.com/page_arekore/a_chiri_rekishi_07.htm)も楽しく読みました。七三峠もさることながら
極楽谷(金星川)という名前の由来も気になっています。そんな雰囲気皆無ですから。
そのあたりにももしかしてヒントが? 公開後、情報が集まるところにも期待しています。
相変わらず凄いところを歩いてますね。
ボール2個持って、のくだりは
目に浮かんで思わず笑ってしまいました。
ふたまたの杉の巨木、美しいですね。
あたしも抱きついてみたい!!
が、ラムちゃんと行ける場所ではなさそうなのが残念。
わぁ!月さんこんばんは!
ボール両手に持って歩けたくらいですから、
上から下って行くなら全然余裕だと思います。
ラムちゃんとの普段の感じからして。
展望台の下からガサゴソ…両手でボールを掴んだおっさんがゼーハーしながら登場。
単なる変質者ですよ、まったく…トホホ。
いつも険しい谷筋、興味深く見ています。
怪我のないように、楽しんでください、
寒谷は一度滝の北側からトラバース気味に入って、寒谷北尾根を登りましたが、
大変も急勾配で、なんとかオルテド・マヤにつきました。
山道さん こんばんは!
ご覧いただいてありがとうございます。
寒谷南北は険しいですよね。今回の谷自体は比較的穏やかでした。
怪我のない山行しっかりしていきます。