左俣へ入ってすぐ。非常に滑らかな樋状滝。今ある流れとは別の筋も見られる。ここは傾斜も緩く淡々と登る。
これが左俣のハイライト。岩を大きく穿っている。六甲山系でこれに似た場所ってあるのかな?今までたくさん谷を歩いたけどまだ出会ったことがない。滝と言って良いのかどうかわからないけど、三段構成の滝になっている。せっかくなので登ってみようと思う。
釜を渡って下段はなんなく登れた。そして中段の釜を進んで次。なんかセクシーな感じだな。
中段部分はやや高さがある。苔のフリクションを使おうと思い手を掛けるとズルっと剥がれ、その下にツルッとした岩が現れる。手掛かりがないのでこりゃ登れん。手前右岸の溝を使って巻くことにした。
上段から見下ろす。仮に中段を登っても、この上段の直登は無理なんじゃないかな。釜の深さはそこそこあるので試しに遊んでみたいところではある。
さて上流へ。すっかり濡れてしまったのでじゃぶじゃぶ進むことにする。まだまだ独特の滑が続いていい感じ。
しかしそんな気持ちもあっさり吹き飛ぶ「新地獄谷第二砂防ダム」。右から越える。上流はしばらくガレ場になっている。
再び流れが顔を見せる頃に写真の奥で二俣。左へ行けばすぐに峠。本流は右で、南へ向かっている。
標高400m越えでもまだしっかり水流がある。鍋蓋山は486.1m。
もう大層なものはなかろうと思いきや困難な小滝。流芯左をずりずりしながら登る。上部はヌメッとしていて危ない。
谷筋を忠実にたどっていくと鍋蓋山北面の人工林に行き着く。もう少し谷筋を追う。
標高440m付近。ここで水流が途切れていた。随分と上まで水が流れているんだなぁ。
やがて前方が開ける。鍋蓋北道に合流。せっかくなので山頂に行こう。
帰る場所は星和台。菊水山経由で帰ろうか。どうしようか特に決めずにノリで行くことにした。それがイケなかったかも…。
おはようございます
知らない谷の無名の滝探索、やっぱり面白いですね、しかも考えて引き返したり次回はロープ準備などMuscleTurtleさんならではのハイレベルな試行錯誤が絡んでくると活劇っぽくて一層楽しい記事になりますね!
最近摩耶、長峰の記事が減ったかなあと思ってましたので摩耶東谷楽しみです
長峰大好きさん おはようございます!
12:26起床…。今日は行けそうにありません!
ハイレベルなんてとんでもないですよ!以前より少しだけ慎重というか及び腰というか逃げ気味…。でも逆にそれで良いのかなとも思ったりしています。ギアの類は下調べで必ず必要な場合以外持っていかないっていうのはよくありませんね。わかっていても「重いし面倒だなぁ」が先に立ってしまいます。あとノリで行くクセですね。
言われてみればこの2ヶ月、行ってませんね。
暖かくなり水への抵抗も少なくなってきました。21日は雨予報ですがなんとか1〜2本。木ノ袋谷で行きたいと思うところもあります。