長峰

(更新日: 2018.11.11) , , 2

六甲川遡行。大土神社脇から入渓、都賀谷上流右俣から丁字ヶ辻まで登り詰める。

2016年12月3日 土曜日。10:05起床。快晴。今日は六甲砂防ウォークの日なんだけど、妻が出られないので不参加に。というわけで、宿題の遡行といく。

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12:16 神戸市バス2系統篠原本町2で下りて六甲川沿いを北上。左岸を進む。右岸道は進んだ先で行き止まりでフェンスで遮られている。しばらく登っていくと炭山橋がある。その辺りからも入渓は無理。

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大土神社に来た。鳥居を潜らず、左奥に進んでいく。

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本殿の手前辺り、ここから階段を下って入渓。が、上流には越えにくそうな堰堤が連続で構えている。右岸にある、避難用のステップを登り巻いていく。

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堰堤を巻いて戻ってきた。左岸には一ヶ谷が交わってきている。六甲ケーブル下の谷だけど、なかなか楽しかった。上流へ進む。

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護岸工で固められている場所を抜けるといきなり6m滝が現れる。左の階段状を登る。F1。

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進むと小滝の向こうに宮坂堰堤。右から越える。

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小さく巻こうとすると上に登るにつれ、こんな感じの岩場になっている。なかなか油断できない展開。より後ろから巻くのが安全に思う。周りが見えていなく、いつの間にか大月大橋を抜けていた。

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なるべく濡れないように渡渉を繰り返しながら上流へ進む。…と油断したのか、ズッコケて右半身がずぶ濡れ。結果バシャバシャ水の中を歩くことにした。少し進むと立派な釜を持った小滝が現れる。

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連続する釜と小滝。なかなか良い展開。う〜ん、来る時期を間違えたな…。


やや谷が曲がって、奥に滝が見えてくる。F2。とりあえず近づいていく。

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左岸はえぐれていて進めない。右岸をへつって、のっぺりした部分を登る。※この手前の地点左手に巻道があるように見えた。

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釜を挟んで上段の滝。泳ぐか?いやでも今は無理。左岸の溝状から巻けそうに思うも、右岸をへつることにした。F3

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釜は深い。側壁の下部にはわずかに歩ける分だけの出っ張りがあり、慎重に進んで滝の黒いヌメリの手前から左の壁を登る。

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弁天滝下の滝。ここの手前、左側から巻道が下ってきていた。この滝の直登はたぶん無理。F4

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右から最小限に巻いていく。

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弁天滝下に下り立つ。今日も左の滝は涸れていた。なんなら涸れているところを登れそうに思うも、少々厳しそう。やはり真ん中を登ろう。F5

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前回とは違うところを登ってみようと思い、写真中央の溝状に手がかりを求めて登り始める。が、足が滑ってしまう。無理をする意味もないのでやめた。腕力主体ならなんとかなりそうだけど。

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結果、前回と同じく、滝身左の階段状を登ることにした。ややパイプが邪魔。

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松と草付きを抜けて最終地点。ここを越えるのが少しだけ難儀。まあまあ高さがある。

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弁天滝を越えた地点。今日の目的は都賀谷上流右俣遡行。このまま遡行を続ける。にしてもここまでの区間、これまで行った六甲の谷の中で水量、滝群etc.沢歩きとしてとても面白いと思う。道路脇なため、車の音が聞こえること、ゴミがあることには目をつむりたい。

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コメント

    • 長峰大好き
    • 2016年 12月 04日

    こんにちわ、土曜日〜仕事が忙しく疲労の残るルートをさけて大月谷中央岩稜尾根を詰めて東南一般道をちょこっと通り東面へ、12時頃に新六甲大橋まで下ってきました。弁天滝で休憩したりして帰途につきましたが直後にMuscleTurtleさんが通過された様子で今回はいっそうニアミスでしたね!

    ゴミ投棄問題を嘆く想いは伝わりましたでしょうか?水量多く美しい滝や釜の連続するこの流れは魅力いっぱいでしょう!存在を主張する監視カメラだけでも効果あると思うのですがね…
    とはいえ充実したレポ〜滝、釜のこなし方の違いなどいつにもまして楽しく拝読させていただきました!

    PS いつか是非トライしていただきたいなあと思っている事、勝手に羅列してしまいますよ

    1 新六甲大橋の長峰側橋脚基部から西に広がる広大な谷とその南稜と北稜は道無し急傾斜だけど通行可能です。北稜は新旧ドライブウエイの交差付近や六甲堰堤あたりに至りますが私は特に南稜に惹かれて何度も訪れています。この南稜については数十年前には普通に通行があったのではないかと思っているのですが橋が出来て取り付きがややめんどうなのと岩稜尾根に加えて薮や倒木が多く蓄積して難儀しますが位置的にも重宝するんじゃないかと‥

    2 大月大橋から北の部分、きっとズッコケてそれどころではなかったのでしょうね、次の9枚目写真の連続小滝までにひとつハイライトキーを見落とされていますね。一山越えて水汲みにいったのは年中シャワークライムを強いられるからですがそのヒントがあるかもです。ちなみにドライブウエイから見える白い岩山というか崖は連続小滝の真上にありますがここもえげつない危険と魅力溢れる場所、他であまり見る事のない大群落の名前から勝手にヒトツバ城と名付けて何度も訪れてます。

    ほかにもありますがWEBにはばかる危険なところは省略ということで、あっ、弁天滝南北の右岸には神戸観音会銘の石柱が散見されることをその筋マニアのMuscleTurtleさんにはお伝えしておかなくては!

    • こんにちは〜 先程山から帰ってきました。 

      弁天滝で休憩中のところ、下からお邪魔してみたかったです。もう少し早く出ておればと悔やまれます。
      事前に「ハイキング気分で、長峰山の西谷遡行」のコメントを見直して行ってきました。
      事前の情報が有ると無いとでは大違いです。心細さもかなり減りますし。
      行ってみて良かったです。ゴミは…嘆くお気持ちお察しします。魅力的だから尚更です。

      橋脚基部から西に広大な谷があるんですね。まったく感じられませんでした。橋脚しか見てなかった…。
      北陵は確か1回下った(ハチノス谷〜都賀谷遡行の間に)のですが、南陵は歩いておらず。
      谷とともに歩いてみたいです。同じように歩けるのかどうか、心細いですが。

      ズッコケ〜小滝区間で見逃し!なんとしたこと…。
      思えば、全く余裕がなかったんでしょうね。周りが見えていない。危ないことです。
      「ヒトツバ城」…名前があるなら行ってみないと。

      神戸観音会銘の石柱。これはまた行かないと。しかしどうやって近づくのか…。
      もう何度か訪れてみないとです。以降は巻道を上手に使いながら行ってみたいと思います。
      その時はもう少し早く出ることにします。

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