大きな淵のすぐ先にある小滝。さすがは最高峰からの谷、水量豊富。
谷が曲がった先には小さなダムがある。手前には深い釜。かつては滝でもあったのか。奥には大きなダムが控えている。名前は大谷堰堤で警報装置が付いている。
ダムを右から越えて進むと「旧大谷上流水位雨量観測所」の構造物がある。役割を終えたのかひっそり立っている。このあたりでは花崗岩類と丹波層群の接触部が確認できるそうだけど…スルー。
このあたりは構造物祭で宗教関連の施設というか…なんというか…。これは合法的なのかどうか。どうあれ進む。写真の奥の地点に低ダムがあって先には滝も見える。
低ダムの上流側は狭い空間になっている。箱状の釜が印象的。ダムの上を渡って右から巻いていく。
上段の小滝にもしっかりした釜がある。こうした水量だからどの滝の釜も立派。ここも右から巻く。上に見えるのは大谷橋。橋の下でしばし休憩。感覚的にはここが中間点。
というわけで後半戦のはじまり。やや地味な流れの中を進む。全体的に言えることだけど、岩はツルツルしていて滑りやすい。
静かなゴルジュ。左岸の岩棚の上を進んでやりすごす。
再びゴルジュ状。なかなか気を緩められない展開。右岸をへつろう。
しかしどうにも足場がせまくきわどい。ドボンしてもまぁ知れているけど。大股開いて通過。
ゴルジュを抜けると谷が曲がって、スライダー滝。手前は大きな釜。深いし長いしとても近づけない。
先程の写真で立っている地点の右岸に小滝がある。左岸は厳しいので右岸から巻くことにする。
湿った岩に落ち葉が積もってヒヤヒヤしそうだけど、うまい具合に段差があって案外気楽に通過。
スライダー滝の上にも深い釜があった。良い雰囲気だなぁ。
さて遡行を続ける。さすがに10月も後半になって水が冷たくてしようがない。
長い年月をかけて岩を穿つ流れに見とれたり。
再び谷が曲がってダブルダム。主堰堤は神楽岩堰堤。左から越えることも可能だけど、道路に出てしまいそうなので右から巻いていく。主堰堤の手前には取水用のパイプが通っていた。
返信ありがとうございます。早速芦屋の地獄谷に(期せずして)挑戦してきました。
「山とはどういうものなのか」という下見のつもりで高座の滝から中央稜経由で風吹岩へ向かい、そのまま降りてくる感じで、軽装で上りました。
行きは予定通りのルートで風吹岩まで到着しましたが、帰り道、冒険心から分岐に入ってみる事に。すると万物想に到着。テンションが上がってそのまま進んでみると完全に迷う…
この時点で引き返せば良かったのですが、踏み跡(?)を頼りに進んで行くと川の源流にたどり着き、それをそのまま下る事に… 途中砂防ダムが現れたときは絶望しましたがなんとか突破し、最終的に2つめ(3つめ?)の砂防ダム左手に当初のコースが現れたので一安心… 後から調べるとそれが正に地獄谷だったという訳です(笑)
これにより装備を整える事、ルートを調べる事の大切さを学びました。今後はしっかりと下準備をして挑みたいと思います(^^ゞ
落ち着き太郎さん おはようございます!
寒い日が続きますね。こちらはすっかり巣ごもり状態です。
早速行ってきたのですね。コメントを見る限り、小さめの砂防ダムがある小便滝のところへ下り、
そのまま地獄谷を下って、次のダムの手前から中央稜の道に合流と。
ロックガーデンは良くも悪くも色々な踏み跡がありますから油断はできませんね。
とはいえ、そうした感じであればこれから色々なところへ行けそうですね!
迷ったとのことですが……六甲山は迷ったとしてもそこからおよそ500mも行けば
どこかしら明瞭な道に出られますから、そうした心持ちがあれば不安や絶望感は和らぐかと思います。
1月くらいには一部凍ったりもしますし、寒さで体が縮こまったりで、
転倒などくれぐれもご注意ください。
ブログを拝見し、元々川が好きな事もあり、川の遡行というものをやってみたくなりました、神戸市北区民です。
良ければ、装備や心構え、神戸市内で初心者向けの川などありましたらアドバイス頂けたら幸いです(^^)
また、川の中に入っている様なアングルの写真は、実際に足を川に入れているのですか?
基本はぬれずに行けると考えて大丈夫でしょうか…?? 出来るだけ川に近接して歩きたいです。
落ち着き太郎さん はじめまして!こんにちは
「川が好き」良いですね!!私も大好きです。ご質問に対する私なりの回答です。ご参考になりますかどうか……。
装備:(通常の山歩きにプラスして)ヘルメット、滑りにくい+速乾系の靴、ロープ・ハーネスの類、スマホの防水ケース
※ロープとハーネスは使う展開にならないように注意していますので、持っていかない時も多いです。
心構え:無理して登らない。川底が胸以上に深かったら遠慮なく逃げる。転んだりしないよう普段から体を整えておく。危険を楽しむことはしない。
神戸市内で初心者向けの川:(「初心者」をどのように捉えるかはさておき) 安全で平易ということであれば住吉川の支流「黒五谷(登山道ではなく、あえて川中を歩く)」でしょうか。しかしこれでは全く楽しくはないはず。
ここからは本当に個人的な見解です。
【裏】生瀬駅から行ける赤子谷、有馬口駅から行ける水無川
【表】阪急芦屋川駅から行ける芦屋地獄谷(外国人の女性がスニーカーで登っているのも見かけました)、摩耶山の摩耶東谷
といった感じでしょうか。もっともっとオススメならあるのですが!
ちなみに普段川など登らない、濡れるのも嫌!という妻と一緒に行ったのは赤子谷、芦屋地獄谷です。
もし1つだけ挙げるなら水無川。水が割と綺麗、大滝(水無滝)がある、ずぶ濡れにはならない、距離が短め、静か、と中々高ポイントです。
アングル:流れが正面にある写真は、ほぼ川の中にいます。岩に乗っていると危ない時もあるので。斜めからとかであれば、安全な岩の上やゆるい傾斜から撮っています。
多少濡れるのは基本になると思います。100%濡れずには難しいかと。
もし挙げた中以外でも行くことがあれば、くれぐれもご安全にお願いします。
いい雰囲気ですね
滝も淵もいい感じだしそれ以上に写真が素敵です!
近いから行ってみたいけどそれでも交通機関使わないといけないのが私的には問題
車、バイク、自転車なければどっかで身ぎれいにして帰りたいところです
長峰大好きさん こんばんは!
石材店とダム右岸の宅地がやや気になるものの、個人的には久しぶりに満足な谷歩きでした。
これまで行った下流の中では、個人的には1番かなと思います。何かあってもすぐエスケープ可能ですし。
上流の記録は多々ありますが、遡行するなら下流です。大滝があれば言うこと無しなんですけどね。
住吉駅から行って帰って7kmちょっとになると思いますので、全然行けるのではないでしょうか。
駅の南に温泉有ですし、帰り道中は小さい公園も有です。