長い石段に悩ませられながらも史跡公園に到着。
摩耶山史跡公園の案内板を改めて見てみる。大乗院・蓮華院の西に畑のようなものが見られる。何を育てていたんだろう?ちなみにお坊さんに伺ったところ、水については湧き水はもとより、摩耶東谷の上流(左俣かな)などから汲み上げたりしていたそう。
史跡公園北側の3本立ての大杉が無残に倒れている。看板もぺしゃんこ。マザーツリーに数えられる大きな杉がなくなったは残念。
ここぞとばかりにあらゆる角度から撮っておくことにした。
3本一対で1本1本はさほど太くなく、台風の影響をもろに受けてしまったかたち。めくれるように折れている。
周囲には杉の良い香りが漂っていた。
山頂下の三権現社跡で2つに道が分かれる。上野道で摩耶山に行こうって言うんなら、ここは左の尾根コース一択。右の森林浴コースはパス。
石階段を登りきると奥の院跡に至る。礎石くらいしかなく殺風景といけば殺風景なんだけど、笹と杉が茂る広い空間で、こうした雰囲気に癒やされる。
尾根コース一択と言ったわけは、さきほどの雰囲気のこともあるけど、赤松円心の碑や石窟跡が並んでいることや、何より天狗岩から摩耶山頂を登りの流れの中で経由して、自然な流れで掬星台に至れるから。森林浴コースもむしろこちらなのでは?とも思ってしまう。
一応ベタに最後は掬星台からの眺めで締め。山登りは初めてという父にはこうした山歩きは良かったかも知れない。ビューラインで下る両親とはここで別れて、もう少し歩いておこうと天狗道で下山。
これまで母とは何度か一緒に山登りをしたけど、父とは初めてでMuscle的にも良い経験になった1日。
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