GW後半は妻とともに尾道へ。5月3日 木曜日に岡山県倉敷市児島にある叔母の家で一泊して、明くる日4日は尾道へ行く予定。妻は初めて尾道へ行くので楽しみにしているみたい。両親が神戸に住むようになってあまり岡山県に行かなくなって少々寂しい気持ちもあったけど、久しぶりの岡山もMuscle的には楽しみ。
5月3日 木曜日。お昼すぎに神戸を出て児島までやってきた。叔母の住まいの近くには下津井電鉄線の廃線があって、「さざん花通り」として整備されていた。廃線跡ってなんだか哀愁が漂っていて好きな部類。
児島駅跡はなんだかミュージアムのような様相に。1990年に役目を終えて今では散歩の通り道になっている。
晩御飯はタクシーに乗って5分ほどのところにある「ふく仙」へ。17:30から早めの晩ごはん。地ダコが押しのようで、特に「たこの天ぷら」がとても美味しかった。景色はすぐそばに瀬戸大橋が見え、沈む夕日も見えたりで雰囲気は抜群。「あなごの天ぷら」はメニューになかったんだけど、お願いすると出てきた。これもホクホクで美味。
おうちに戻って二次会。なんやかんやで23時30頃就寝。翌日は5:30に起床して二日酔いの中、周辺の散策を少々。尾道へ向けて7:30頃に出発。瀬戸中央自動車道から山陽道へ、そこから2号線を経て尾道へ。
9:30くらいに到着したので、尾道本通り商店街のお店は開店前がほとんど。純喫茶な佇まいの「軽食 バラ屋」でミルクコーヒー(ホット)450円をわけわけ。実はここに寄ったのは用を足すため。和式で少々お辛い…。相変わらずお腹が弱い。
さて気を取り直して路地を北へ抜け千光寺へ向かう。千光寺山ロープウェイを利用するのが一般的なようだけど、やはり歩いて登りたいところ。
手前には千光寺の石道標があって、「公園迄一丁三十間」とある…およそ160mか。山陽本線を渡って石段階へ。いきなりクスノキの巨木が見える。
寺の周辺には「猫の細道」と名付けられた道があって、野良猫の出現を期待したものの…こう観光客が多くては隠れるだろうし、そもそもこの時間は隠れていると思われる。
趣のある古民家の前を通り過ぎていく。上りのロープウェイが見える。
ほんの少し登っていくと天寧寺の三重塔が見えるスケッチポイントへ。まさに尾道といった風情。
そもそも「猫の細道」とは…
猫の細道は艮神社の東側から天寧寺三重塔にかけて続く約200mの細い路地。
作家の園山春二先生が生み出した「福石猫」を1998年よりこの路地に置きはじめ、この愛称で呼ばれるようになりました。
というわけで野良猫がたくさんいるよ!会えるかも!!…といった類のものではないようす。ここら周辺で108匹、尾道市内には1000匹以上のこの「福石猫」があるそうだ。
いたるところにこうした石仏や歌碑などがある。こちらは「千光寺 阿弥陀三尊像(磨崖仏)」。
今日のお目当てが見えてきた。なかなか大きな岩だな…。今日の主目的はこれ。
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