摩耶

0

黒岩尾根登山道整備工事後の黒岩尾根を歩いてみる。「悪路」の表示よ、さようなら。

2019年5月2日 木曜日。10:00起床。冴えない天気が続く。とはいえ、GW前半の山行から筋肉痛が続いていたのである意味好都合。ようやく痛みが取れてきた+天気も悪くはないので山歩きに行く。
4月20日の山行への「山歩きさん」からのコメントで黒岩尾根が整備されたことを知った次第。行ってみて自分が何を感じるか、それも楽しみなところなので早速行ってみることにした。


いつものように端折らずに今日は下からしっかり歩いてみたい。新神戸駅をくぐって進む。河原ではBBQが行われていた。


滝までは観光客もたくさんで、下山してきた登山の人、普段着の人、カップル、子連れの家族などなど。


布引の滝、貯水池などを過ぎて進んでいくこと紅葉の茶屋。そこには看板犬のクロちゃんがいる。相変わらず賢いワンコ。


市ヶ原を過ぎていくと、布引登山会管理の場所なのか、広場のところにサバトラがいる。やや痩せたみたい。去勢はされているね。


これから登る黒岩尾根を見る。一体どうなっていることやら。


天狗道、地蔵谷の分岐を見送って進んでいくと黒岩尾根の取り付き。通しであるくのは本当に久しぶりだ。


取り付き部分のわずかな九十九折を過ぎると早速擬木の丸太階段が現れる。しかも2段積み…。改めて調べてみると「黒岩尾根登山道整備工事」というものが行われて、設置された階段工は353段なんだとか。天狗道より多いんじゃないか…。930万円もかけてやる必要があったのかしら?


とはいえ、階段のない部分ももちろんある。従来の黒岩尾根のイメージって(語弊があるかもしれないけれど)こうした男らしい感じ。


崩れ気味なのはずっと感じていたし、それはそれで天狗道ほど歩かれているわけではないので「アリ」だろうと思っていたものの…


土嚢まで設置されて徹底的に整備したみたい。


なんだか少し寂しい気もするし、山(登山道)を守るという意味では理解できなくもないし…。しかし結局数十年後山のゴミになっていくのが目に見える。


黒岩尾根の名物ともいえそうな急登部分も階段で埋め尽くされてしまった。下りは随分楽になったことだろうと思う。滑りやすい斜面はそれはそれで面白かったんだけど…。


色々とモヤモヤを感じながら可愛らしい細道を抜けていく。


途中登山道の脇に入って560mPに立ち寄ってしばし休憩。今日のゴールは掬星台の予定。

1

2 3

GW前半は都合1泊2日で北アルプスへ。日帰りでピラミッドピークまで。環水平アークのおまけ付き。前のページ

広島県尾道市 千光寺のくさり山(石槌山鎖修行場)から八畳岩136.5m。倉敷市児島から尾道への旅。次のページ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

AND 絞り込み検索

  • カテゴリー

  • タグ

  • キーワード

神戸市境界石

  1. 長田区一里山町の山中にある境界杭について問い合わせる。
  2. 神戸市境界石No.116・98・97・96・95・94・92…
  3. 神戸市境界石No.69 菊水山駅東尾根(仮称)から菊水GCを…
  4. 神戸市境界石No.75・76 大師道から鍋蓋山へ。七三峠から…
  5. 神戸市境界石No.82・87・96・97・98 黒岩尾根から…

ナレッジ記事

  1. 山行記録のまとめ方改。Google マイマップで一覧を作成し…
  2. 記録に残したかった「十王山光明寺 閻魔堂」。
  3. 遡行図記号をイラストレーターで作成し、遡行図を作ってみる。
  4. 摩耶山周辺の杉の固有名称、天上寺の千年杉などについて。
  5. 【神戸100年 写真集】明治以降の山本通周辺の風景。

ピックアップ記事

  1. 葺合町古輪谷から旧摩耶道を経て山門ノ谷へ。その後配水管の続き…
  2. 苧川西谷西道はやはり廃道か。
  3. 北黒五山から雨ヶ峠へ。支尾根を下り長谷(河原ヶ谷)を登り返し…
  4. 布引谷をウロウロ。谷川橋からごく短い谷を登る。
  5. 日本の秘境100選No.064 瀞川渓谷をゆく。兵庫県美方郡…
  1. 住吉・芦屋

    弓弦羽岳はどこなのか?弓弦羽神社から前ヶ辻谷西道(仮称)を経て三国岩から802.…
  2. 住吉・芦屋

    北黒五山から雨ヶ峠へ。支尾根を下り長谷(河原ヶ谷)を登り返してシノキ山(東お多福…
  3. 須磨・長田・兵庫

    獅子ヶ池から神戸市区境界を追う。苅藻川を経由してひよどりごえ森林公園まで。
  4. 住吉・芦屋

    夙川水系どんどん川。六麓荘の橋巡りを経てユルギ谷を登る。
  5. 住吉・芦屋

    阪急岡本から八幡谷遡行。ハブ谷を詰めて横ノ池の雌池まで。
PAGE TOP