2019年6月8日 11:24起床。関西はまだみたいだけど、実質梅雨入りだろう…冴えない天気。しかしときどき晴れ間が見られ、それならば山に行こう。家を出たのは13:10頃。【古道を歩こう】シリーズ第4弾。
13:41に新神戸で北神急行に乗って、約8分で谷上駅で下車。かつて山越えといえば半日がかりのところをわずかな時間で済ます。駅から東へ進んでいくと炭ヶ谷道の案内が見える。六甲山牧場までは2時間とある。炭ヶ谷道を経て六甲山牧場って…半分くらいはドライブウェイ歩きなんだけど…。それはさておき、このまま線路沿いを進んでいく。
東へ進むと志染川に南北にかかる極楽橋がある。
橋の北西にあるのがこの道標。今日はこの道標に従って古道を歩いてみることにする。「左 まやさん なだ 右 三木 あかし 兵ご 道」。「神戸の道標」によると、左の道は「橋を渡って炭ヶ谷を登り、獺池を経て摩耶山へ行く」とある。
背面には「すぐ ありま 三田 道」とある(「すぐ」は時間的なすぐではなくて、「まっすぐ」の意)。手元には、のじぎく文庫の「神戸の道標」がある。その本にある道標とは向きが変わっているし、「道」の部分はコンクリに埋まってしまったようす。かなしいなぁ。もう少しなんとかならなかったものでしょうか。
「左 まやさん なだ 道」が示す方向を見る。左の高く見えているのは双子山だね。
南へ進んで岡田踏切道というところをとりあえず進んでいくことにした。
ちょっと道を外してしまったか…山際にある「ナチュール谷上」というアパートの前を過ぎていく。階段の先は「くず原公園」に続いているらしい。
なんだか暗い道でやや不安になりながら進んでいくと、子どもたちが遊んでいるのが見えてきて一安心。ここがどうやら「くず原公園」みたい。
公園を過ぎてすぐ、道は左へ下っていく。しかし写真の正面奥には踏み跡が見られる。進んだ先は炭ヶ谷道だろうから分け入ることにした。
竹林がお出迎え。右手には茶色鉄塔も見えている。進んだ先で小さな溜池なども見られた。
東へ進んでいくと炭ヶ谷道に合流。道標には「炭ヶ谷・シェール道・桜谷道を経て摩耶山 5.3km」とある。獺池の表示はないけど、「神戸の道標」がいう道筋と同じだ。
道標からすぐの地点は「本当に古道かいな…」という感じの削れた道になっている。
阪神高速に出る手前にはいくつか石垣があって、その上は平坦になっている。これは山田道にも見られるもので、田圃のあとだろうと思う。2018年の山田道の記録で「おいちゃん8号」さんに貴重なコメントをいただいたのを思い出す。
阪神高速の下をくぐる。かつての道はどうだったんだろうなぁ。
炭ヶ谷砂防ダムを過ぎると道が上下に分岐する。その先にはダムがあるわけで、右は現在ダムの巻道。かつては左下の道だったんだろうと思う。
炭ヶ谷第二砂防ダムの副堰堤は満々と水を湛えている。
苔がびっしりついた岩をしばし眺める。地衣類が付いているものにはついつい目が行く。
谷の左岸を進んでいるんだけど、どうもこう…古道という雰囲気が感じられない。というわけで、写真の地点から左手谷に下って、右岸へ移動することにした。
こんばんは~♪
なんと!
土曜日は炭が谷を登ってたんですかー!?
しかも摩耶山までずっと
ラムちゃんと月にとって
めちゃくちゃなじみのあるコースで、
そこをMuscleさんが歩いたっていうのが
面白いような不思議なような!(≧▽≦)
何度も歩いた道ですが、
Muscleさんの説明を読むと
改めて知らなかったことに気付かされたり
勉強になって新鮮でした!
またすぐにでも歩きたいと思いましたー。
楽しく読ませていただきました。
ありがとうございます☆☆☆
月さん こんばんは~!
あとからになりますけど、歩いたところが一緒だったなぁと驚きました。
ルートはもちろん、踏み跡の先とか(こっちがポイント)。
こちらこそ、必ず書き残している!ということで見返したりで、いつも本当に助かってます。
変なキーワード検索は大体私なのでは…と思ってます(笑)