北東へ下ると谷筋があって、そこから黒岩尾根に向かう小さな尾根に向かって登る。この尾根は境界線の南にある尾根なんだけど、なんとなく「もしかしてこっちが境界だったかも知れない」と思った次第。これまでの石柱の発見場所でいくつかそうした、現在と少々違う場所にあるものがあった。
とはいえ、正直石柱があるなんてもうほとんど思っていなかった。それでも一応慎重に周辺を見ながら進んでいく。
漫然と進んでいる、と!見覚えのあるシルエットが尾根の脇に埋まっていた!!!
土をどけて確認してみると「八十五号」。いやはや…やっぱりあるもんだなぁ。ちょっとビックリ。それよりも606Pの82号からここまでに未発見の2本があることにさらにビックリ。ってことは、この先天狗道の87号までの間には1本しかないのか。これは意外だ。ってことは、86号の所在は折返しの三角形の頂点部分だろう。
というわけで、最重要な86号を探しにいくことにした。途中から獣道ライクな水平動を進んで谷筋を渡る。
道中には謎の構造物が1つ。土台に鋼製の柱があるようなもの。
黒岩尾根の登山道脇にあるピークに来た。ここが一番怪しいのではと思って以前も探した。今日も探したけど、あるのはこんな境界プラ杭のみ。もしかしたらこれも思い込みで別の場所にあるのかも知れない。
16:14 時間も時間だけど、一応南へ向けて尾根を下っておくことにする。
結果尾根を外して谷へ下ってしまった。今更引き返すのは面倒だし、このまま対岸にあるアドベンチャールートへ出る選択。
斜面を登っていてアドベンチャールートに合流。久しぶりに歩く道。このあとは地蔵谷道に合流し、天狗道(ゴロゴロ坂)経由で掬星台へ。
16:55 掬星台に到着。あれ?時計が無くなっている。なぜだろう? それにしても今日は意外なところでの石柱発見。あといくつか探索で歩いておこうと思う場所があるのでそれはまたの機会に。
今日歩いた軌跡
石柱があった場所は画像中央部の青丸
今後の候補地ライン
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MuscleTurtleさん、こんばんは。
遅まきながら、本年もよろしくお願いします。
境界石、あるもんですね!
境界線が確認できる、もっとも古い
M43発行の1/20000神戸を確認してみました。
(今昔マップでも確認できます)
付近の境界線は、ほぼ現在の境界線と同じですね。
線の引き方の問題なのか三角形の頂点は
ピークより南にあるように見えますが。
明治のことですから、境界石の設置場所誤りでしょうか。
それとも境界線自体が間違っているのか。
82号と85号を結んだ延長線が、
今の頂点のピークのひとつ東側のピークに
向かっているのも気になるところです。
どちらにせよ余り手の入ってない区域
他の境界石もありそうですね。
今後の調査に期待しております。
Tokiwaさん こんばんは!
こちらこそよろしくお願いします。
意外な場所で、これはやはり設置場所の誤りなんだろうと思いますが…
86号はまず“いわゆる”ピークにあるんだろうと思います。
当初は659かとも思ったものですが。
今日最後のピークは松の枯葉がいっぱいでしたので、
もしかしたら倒れて埋まっていたりして。
それ以外にも仰られる箇所も気になっていますので、
歩いていない尾根2筋と合わせて今一度探索してみますね。
もしかしたら85号が頂点っていう可能性もあるのかなと思ったりしています。
天辺は不明瞭でしたが今一度確認してみます。