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(更新日: 2023.09.20) 0

六甲堰堤と山田堰堤間のイノシシの死骸についての続報と対策について。

2017年8月20日 日曜日は長峰山の北面の谷へ向かった。長峰山へ至る前、新六甲橋を過ぎた地点に六甲堰堤がある。そこから六甲川を遡行し、六甲滝へ至った。六甲滝手前からなにやら臭いが気になる。六甲滝の釜の手前に立って、写真を撮っていると突き上げてくる腐敗臭。足元を見ると母イノシシが露岩に横たわっていた。虫が激しく集っている。そして滝釜の中には直立した形でウリボーが沈んでいて、その小さな背中だけが水面から出ていた。
まずはgoogleマップで現地を確認。

翌日に「神戸市・灘区役所まちづくり課・猟友会」に連絡し内容を説明。「対応した内容について、また連絡しましょうか?」とのことだったので、続報をいただけるようにお願いしておいた。
そして2日後、管轄の東部建設事務所の方から連絡をいただいた。以下そのおおまかな内容。

「死骸があったのが山間部、しかも川底で回収が難しい。ただ、臭いがひどかったので、ひとまず臭いがしないよう対策をした。自然の流れで下流に流れるのを待つしかない状況。」「市街地というわけではないので自然に任せる。」「2017.8.23崩落現場の工事に従事している職員によれば現地では死骸が少し下流に流れていっているらしい。」

とのこと。

合の谷での白骨発見は話が別だけど、怪しげな場所を歩いていても通常であればイノシシの死骸を発見しただけではMuscleは連絡しない。基本スルー。しかし(少なからず遡行する方もいらっしゃるだろうし)今回は何かしら対処しないとしばらくそこに残っていそう(特にウリボー)だったので連絡した次第。基本的にこのような場合どうするのがベターか、電話対応していただいた方に聞いてみた。

「市街地で例えば交通事故などで動物の死骸があったなどの場合については環境局に電話すれば適切な部署に対応してもらえる。山間部などでは回収も難しいので自然に還るのを待つ。」

とのこと。結局連絡してもしなくても一緒なのか…。しかし自然に任せるということではあるものの、六甲堰堤で止まるだろう。しばらく山田堰堤下流は遡行しないでおこうと思う。遡行する方はお気をつけください。

…自然ってなんだっけ?

長峰山北面の谷。西谷の6m滝手前から支流に入って長峰山主稜線へ。前のページ

六甲山系6つ目の「たかおさん」。須磨の高尾山から禅昌寺東尾根経由で堀切町。次のページ

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