住吉・芦屋

(更新日: 2018.11.5) , , 4

坊主山西尾根をなるべく下から登る。油コブシ下で彷徨い、寒天山道で山上駅まで。

dsc_0151
13:56 尾根の取付き部分から道なりに進むと山腹道になり、やや踏み跡が不明瞭になる。左手の尾根に乗り換えすと境界杭があった。2人は手前から来た。尾根は右手。これまでとこれからの進路が杭の切れ目と同じ方向だ。


いきなりの急登。ザレ場で滑りやすい。しかしこれまでの面倒とも思える回り道を考えればこれも楽しい。このあとも、似たようなザレ場を登る。

dsc_0190
思っていたよりも明るい尾根道で、かつ手応えもあってなかなか楽しいなと思う。

dsc_0197
進むと茶色鉄塔。一息つきたいところだけど、一気に抜けてしまおう。

dsc_0208すぐに次の鉄塔。ここは土台がコンクリで固められている。これまでのザレ場を思えば崩れやすい地質なんだと思う。この地点、陰っている左手に三角点や石柱があった。正面奥へ進み左折するように踏み跡を進む。

dsc_0213
進むと分岐。アラカルートさんにせよ、他の記録にせよ、坊主山西尾根と言えば奥から来る道になっている。またいつかその道も歩いてみようと思う。

dsc_0221
踏み跡を辿っているつもりもロスト。破線道を確認しても少々変わった道の付き方になっている。どこで外したのか。またいつか確認せねば。

dsc_0234
尾根を乗り越えて反対側を見ると明瞭な踏み跡が。笹藪を下って尾根道に乗る。

1 2

3

4 5

山羊戸渡を登って、六甲山牧場に山羊と羊を見に行く。前のページ

合の谷を登り錨山から浅間ヶ丘道を経て、神戸市水道七十年史を見に図書館に行く。次のページ

コメント

    • 太助
    • 2016年 11月 15日

    こんばんわ 返信ありがとうございます。
    そうですね、滝跡が残りにくいのは、砂防工事の進んだ六甲山ではむずかしいのでしょうね…
    そうでしたか…むかしの様子がとても気になりますね…
    こういったことがあると開発前の六甲山を歩いてみたいという哀惜にかられます…
    確かに地図で見てみるとそのとおりですね…私も更に考察していこうとおもいます。
    今後の記事も楽しみにさせていただきます。

    • こんばんは!

      コメントをいただいて、改めて思い出しました。
      有馬にある鼓ヶ滝はかつては段瀑で阪神大水害で崩れて今の姿になったという話。
      大きな石が積まれていて今はまるでダムのよう。
      長峰山にある岩ヶ谷の最初の滝もダム工事で姿が消えました。
      ダム工事はもとより水害で大きく滝が姿を変えてしまうことも往々にしてあるんでしょうね。
      岩質がそもそも脆いという特性も影響しているのでしょう。
      「開発前の六甲山を歩いてみたいという哀惜」…本当に。

      かつての六甲の美しい谷や見晴らしの良い尾根に想いを馳せながら地道に山歩きを続けたいと思います。

  1. 太助さん 初めまして こんにちは。

    滝の「跡」っていうのも不思議なものですね。滝というからには5m以上はありそうなもんです。水害などで滝がなくなるイメージもあまりないですし、なにかしらで形を変えて滝跡となってもそれなりのものが残りそう。
    一王谷を歩いたときの印象では鶴甲南バス停の東辺りがいかにも滝がありそうな険しい雰囲気でした。現在では堰堤などがあって滝はありませんでしたが。
    しかしどちらにせよ、赤滝なる滝は「滝ノ奥」よりさらに奥=北側。滝ノ前とかならわかるのですが。
    図書館とかで(関連書籍でもあれば)また見てみようと思います。

    • 太助
    • 2016年 11月 13日

    こんにちは 初コメ失礼します。
    いつも楽しみに拝見させていただいております。
    字名の滝ノ奥のことですが、私も以前から気になっており色々調べていたのですが、最近こちらで公開していただいている六甲摩耶再度山路図を拝見させていただいたところ、現在の鶴甲2丁目のバス停のあたりに「赤滝跡」という記載を見つけました。
    もしかするとそれが字名の起源なのではないのか?と考えているのですが…
    それにしても、跡となっても地図上に載るような滝の姿とはどのようなものだったのでしょうか…気になります。
    コメント失礼しました。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

AND 絞り込み検索

  • カテゴリー

  • タグ

  • キーワード

神戸市境界石

  1. 神戸市境界石No.75・76 大師道から鍋蓋山へ。七三峠から…
  2. 神戸市境界石No.93 学校林道 神戸港線一九鉄塔の南にて。…
  3. 神戸市境界石No.50・56 平和台自動車学院西の尾根から高…
  4. 神戸市境界石No.88 天狗道から掬星台へ。
  5. 神戸市境界石No.82・87・96・97・98 黒岩尾根から…

ナレッジ記事

  1. 記録に残したかった「十王山光明寺 閻魔堂」。
  2. Image Map Proでひよどりキャニオン山行の簡易なイ…
  3. 山行記録のルート表示方法をどうしようか…国土地理院地図は使い…
  4. 山に行けないので、家に篭って本を読む。関西周辺の谷、生と死の…
  5. 遡行図記号をイラストレーターで作成し、遡行図を作ってみる。

谷筋ピックアップ記事

  1. 獅子ヶ池から神戸市区境界を追う。苅藻川を経由してひよどりごえ…
  2. 阪急岡本から八幡谷遡行。ハブ谷を詰めて横ノ池の雌池まで。
  3. 摩耶東谷深谷第4堰堤手前から支尾根へ。旧道跡かも知れない水平…
  4. 仏谷を登って仏谷南尾根を下るという寄り道を経て、シラケ谷を登…
  5. 天王谷インターチェンジ東西の尾根。梅元西尾根を経て天王谷IC…
PAGE TOP