摩耶

(更新日: 2019.05.14) 0

Jizo Valley 天狗峡旧道を経て地蔵谷を登る。道中に謎の遺構。


14:30 地蔵谷出合い。記録が多い地蔵谷なのであれやこれや書く必要もないだろうけど、いくつか気になるところや触れておきたいこともあったりする。地蔵谷はいわゆる谷道なんだけど、六甲の中でも一番石階段が多いのではないだろうか。ダムの巻道用なのか?


地蔵谷堰堤左岸袖。この道標の奥に天狗道小ピークへ抜ける廃道の石階段がある(石階段がダムの巻道用だとするとこの道の石階段の理由はなんだろう)。主要な道だったはずなのにどうして捨てられたのか、謎だ。


このタイプの道標が続く。そのうちの一つはひどく朽ちている。


渡渉を挟んで渓流の脇を歩く。改めて歩いてみたものの、悪くない。「登山用道路」古い看板が転がる。天神谷の木に突き刺さる「登山道」看板と同年代っぽい。


谷道から離れると右岸に錆びた「登山用道路」看板がある。かつては道があったのかな?奥の地蔵谷第二砂防ダムによって消えさったのかも。右手を見上げると石垣があった。確認するも土留のよう、そのまま右から越えることにした。


上流側はドロドロ…。向こう側に谷道がある。案の定泥に塗れてしまった…。というわけで、谷道に行かず溯行することにした。


右を見上げると立派な岩。この上あたりが高雄山の展望コースのコルから見える岩場じゃなかろうか。違うかな。

手前で2つ小滝を越えると左手に聳え立つ地蔵谷の「Standing Rock」。三笠岩と比べれば随分小さいけど。ここを過ぎれば地蔵谷の大滝がある。


落差15mくらい。今日はあぶくも見られ、少々汚いようす。滝左のグシャグシャのガリーを登って谷道に復帰することにした。

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