ちょっとばかり進むとゴルジュ。先には2mほどの滑状小滝。その先には少しばかりの倒木地帯がある。
この地点右岸の崩れた岩場の横に滝が見られた。そこを行ってみてもすぐ二俣の中間尾根に至るだろう。写真右奥本流を進む。
小滝の向こうにゴルジュ、そしてチョックストーン滝が見えてくる。
ここが婆谷の核心部。展開といい雰囲気といい、老婆谷中俣の核心部と本当によく似ている。滝の大きさはこちらが大きく、かつ少々やっかい。
ここでもパノラマ写真を撮っておく。滝に取付き、中間まで登ってみるも、ボロボロ崩れ脆すぎて諦めた。慎重にクライムダウンして、左岸の崖を登って小さく巻く。
落口の横に来た。チョックストーンを抜けるのがやや困難そうに思った。行かなくて正解。さてここから先は詰めの部分。少し先で最初の一滴が滴っていた。
明るそうな方向へ斜面を登っていくと、岩から水が滲み出していた。その下にヌタ場。明るい方向ってことは西陽を浴びているわけで、谷筋の先、天狗道ではなく岩屋尾根方向に進んでいるかたち。
ほどなくして岩屋尾根に出る。天狗道手前で一面に斜面が広がる。適当なところから天狗道に合流。P555から学校林道を下っていく。
婆谷基準点があるお気に入りのビューポイントから。西には須磨の方まで連なる山々、南西には三宮市街地と海。のんびり休む。この後旧摩耶道を下って雷声寺へ。
不動明王像の裏手に出て山道が終わるというナイスな展開。ところで雷声寺、明治6年生まれの浜田国太郎(浜田雷声)さんが昭和10年に開山したそう。浜田雷声顕彰の碑の説明と、石亀工芸株式会社のHPの情報がわずかに異なるのは気になるところ。意外に新しいお寺なんだなぁ。
婆谷は右岸支流が面白そうなので、砂防ダムの工事が始まる前にあと何度か訪れてみようと思う。なんやかんやで家に戻ると、妻がロープの結び方を復習していた。毎日やらないと忘れそうなんだって。やる気が出てきているようす。
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こんにちわ!
青谷の婆谷は行った事がないのですが似た老婆谷といいよくこんな険しい所をサラッとこなされますね、
訪れて近くで見てみたい気もしますが年寄りの冷や水,パノラマ写真をグリグリして行った気になることにしましょう。
いつもながらの身軽さがうらやましい限りです。
先週の記事に絡んで堡塁岩の古い写真が出てきましたので別便でお送りしておきました。
これからも楽しい記事を期待していますよ!
こんばんは!
長峰大好きさんの歩いている道に比べると私などひよっこです。本当に。
表六甲DWから見る長峰山の北面の急傾斜を見るたびにビビります。
パノラマ写真は随分湾曲していますが、雰囲気が伝わっておれば幸いです。
貴重なお写真の数々誠にありがとうございます。これはまた行ってみないと。(週明け別途ご連絡します)
保塁岩、これは早く行きたいところ!今日STEP3、4を終え、妻を誘ってみたのですが…
「う〜ん、行くのは保留かな」と言われました。
というわけで私にとっては現状、保留岩といった感じです。トホホ。