摩耶

(更新日: 2018.07.27) , , 0

下見山行。杣谷道から摩耶東谷を歩く。


私設の道標があった。ずいぶんざっくりしたものだ。一旦滝の上にある小屋脇を抜けていく。「キケン」と示されている道だ。


小屋脇を抜けて、ほんの少し登るとゴツゴツした岩の道。その最下部に構造物。Tokiwaさんに教えてもらっていた。これかぁ。何やら鉄板で巻いているみたい。何のためにここにあるのか詳細は不明。


本当にこれが参詣道なのか?別になんのことはないけど、参詣道というには無理がある気がする。時間も厳しくなってきたのでここで折り返し帰ることにした。


このまま東谷を下るのも良いんだけより早く尾根に出たいので、行者滝の下から西へ支流に入ることにした。


堰堤を越えるとすぐに三つ俣になっている。写真中央看板の右の中間尾根を登ってロープウェー虹の駅を目指す。この写真の右手には故人を偲ぶ板が設置してある。なぜそこにそれを設置したのか。それも謎ではある。


尾根筋は一部トラロープが張られていたり、幹に白テープが巻いてあったりした。しばらく登ると残骸というかゴミが転がっていた。この上は平たい場所になっていて、小屋か住居があったように見えた。そして南北には水平道が走っている。水平道も気になるもののまた今度。写真の奥明るいところが駅舎だ。


登りついたとこがここ。ロープウェー出発を待つ人が6名ほどおり、少々気恥ずかしい。脇を抜けて展望台へ。

千万弗展望台跡。できるだけ無駄使いはしたくないので上野道を歩いて下山。今日も摩耶東谷が参詣道だった痕跡について目ぼしいものは結局見つけられず。これまでいくつかは見つけられているんだけど、決定打はまだない。

1 2

3

2017年初冠雪の六甲。午後から摩耶山に行く。前のページ

二週続けて摩耶東谷。旧参詣道の支流に入る。次のページ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

AND 絞り込み検索

  • カテゴリー

  • タグ

  • キーワード

神戸市境界石

  1. 神戸市境界石No.78 再度山山頂の北側にて。蛇ヶ谷右岸から…
  2. 神戸市境界石No.46 高取台中学校北側の高取高層配水場の脇…
  3. 神戸市境界石No.48・49 高取山白川神社境内と安井茶屋 …
  4. 獅子ヶ池から神戸市区境界を追う。苅藻川を経由してひよどりごえ…
  5. 神戸市境界石No.67・71 イヤガ谷東尾根3本鉄塔手前と菊…

ナレッジ記事

  1. 正式二万分一地形図集成 関西 1892-1912でみる神戸市…
  2. 布引貯水池管理橋の先にある謎のレンガ造りの建物について。
  3. 市バス25系統停留所の名称について問い合わせる。だいりゅうじ…
  4. 【神戸100年 写真集】明治以降の山本通周辺の風景。
  5. 忘れ去られた谷と岩場。六甲学院 山岳部誌「たきび」を紐解いて…

谷筋ピックアップ記事

  1. 岩ヶ谷右俣を最奥まで詰めてみる。ジェンガフォールとはこれいか…
  2. 天上寺のヤマボウシを見に行く。摩耶東谷(旧道)の山腹道探索か…
  3. 猪ノ鼻の頭パノラマ道から長尾谷上流(竹谷〜淸水谷)遡行。記念…
  4. 布引五本松堰堤右岸を確認。放水路隧道脇の谷を登って神戸布引ハ…
  5. 弓弦羽岳はどこなのか?弓弦羽神社から前ヶ辻谷西道(仮称)を経…
PAGE TOP