須磨・長田・兵庫

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神戸市北区と須磨区の境を歩いてみる。しあわせの村から白川大池尻を経て車大池まで。


斜面を下るとサクラ自動車の敷地の北東に出た。まぁどうみても私有地だろうと思うんだけど…。この写真の右側には沢がある。沢を挟んで対岸には破線道があるみたい。


小さな沢を渡って、数メートル上に出ると山腹には何やら踏み跡と言えそうな道がある。しかし進むに連れて藪になってしまった。藪を掻き分けていくとわずかにアスファルト敷の道があった。


アスファルト敷の道を進んでいくと飛び出したのはここ。右手にはオラージュ須磨という施設が見える場所。こういう風に道がつながっているんだなぁ(今日車で通った道が写真右の市道白川夢野線で、車から今いる地点はなんだろうなぁと一瞬見ていた。)。それにしてもこの道は何に使うためのものだったのか。謎だ。


さて、このまま写真正面奥の道を進んでいく。現在地は区界からは離れている。


道を進んでいくと「車大池」の土手下に至る。こんな水路があったんだなぁ。意外にもこう、なんだか歴史を感じるしっかりした作りだ。


どうやらここら周辺は私有地で、立ち入りは協議会なるものの許可がいるらしい。

池の南側には突き出した出島状の場所がある。区界はそこを巻くように走っている。石柱がありそうに思うも、近づくわけにも行かず。行こうと思えば行けるんだけど…。さて星和台へ帰ろう。


今日は大半が藪の中。ハーフパンツもタイツもボロボロになってしまった。また縫っておかなかなかれば…。新しいものを買ったって、どうせすぐ破れるしね。使えるものはギリギリまで使いましょ。


道中は土地勘のないところに度々飛び出して不安になったりもしたけれど、今日も無事に終えることができた。今日のお題は須磨区(神戸市に編入された大正9年の須磨町)の区界に古い石柱があるかどうかの下見山行。結果、見つけることはできなかったけど、もしかしたら見逃した何かがあるのかも知れない。しかしこの区界を歩くのは藪+私有地でかなりしんどいのでこれきりになるかも知れない。

今日歩いた軌跡

2018.5.29追記

当日の山行の帰りに神戸市立中央図書館に寄り、大正9年の神戸市新圖:實地踏査をコピーした。これには「須磨町合併圖入」とあった。


何かしらヒントがあるのでは?と思ったものの、こんな地図で完全に空振りだ。山行も地図も空振りで、トホホな一日。

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コメント

  1. Muscleさん、こんばんは。
    探索お疲れ様でした。
    境界杭を期待していましたが、
    残念ながら戦前のモノは出ませんでしたか。

    私有地や立ち入り禁止の場所が多く、
    探索は困難そうですね。

    境界杭ではありませんが、「神戸の道標」によりますと、
    多分、しあわせの村の西側辺りの須磨区と北区の境界に
    辻を示す道標があるようです。
    又、探索記事の最初の方の踏み跡(廃道)は、
    この道標の記述の道でしょうか。

    神戸の道標の記述は以下の通りです。

    白川上村の鷲尾本家から北へ一五〇メートルばかり、
    右手につづくたんばが切れて川筋への下り坂となるあたり、
    左手の雑木林の斜面に立派な道標が立っている。
    ここはむかし辻であったという。
    谷筋を登って鷲尾家の墓地をすぎ、藍那を経て有馬に行く
    道が通じていたらしいが、今は辿れそうにない。

    • Tokiwaさん こんばんは!

      発見には至らず空振りでした。
      おっしゃるように、本当に「明示された私有地」が多く…。このあたりはやはり経緯が色々あるから
      そんなものかなと思ったりします。
      今日歩いたエリア外の北側の飛び地なんてまさにそうで…。
      谷あいで切り開かれた畑はそういう類なんだなと改めて思いました。

      神戸の道標の記述については、周辺を歩いてないのでなんとも言い難いですが…
      ご覧になられたかも知れませんがこちら
      http://21846851.at.webry.info/201410/article_3.html
      このあたりなのですかね。またいつか歩いてみようと思います。

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