布引・北野

(更新日: 2023.09.20) , 4

苧川西谷西道はやはり廃道か。


尾根に乗ったところには大きなヌタ場。この尾根には境界の杭が続いている。この尾根から南西方向へ下るわけなんだけど、これと言った入り口が見当たらず右往左往。結果この写真中央奥へわずかに獣道らしきものがあったので、尾根を外れそこを進むことにする。


適当に進んでいくと結果、今日見た中では一番「道の跡」を思わせる部分があった。


しかしすぐに道は不明瞭になって谷筋付近へ。右岸は崩落激しい崖で倒木の巣になっている。左岸の斜面を進む。


飯盒のゴミ


LL CASSETTE RECORDER 429(ナショナルのカセットレコーダーRQ-429)


AIWAのラジカセ TPR-300Aかな?

斜面の途中にはいずれも40年ほど前のゴミが散らばっている。


最後の斜面を登っていく。Tokiwaさんと歩いた行程がほぼ一緒であるものの、結局道の跡らしいものは明確には見つけられず。しかしほぼ同じ場所を辿ったならやはりそこには道があったはずだとは思う。


飛び出したのはここ。ハーブ園へ入る場所からやや北の位置。


ハーブ園は2月28日までは休園。ちなみに写真に写っている道路は公道。この道を抜けていく。


定期点検で休止中のゴンドラがなんだか不気味。新神戸まで舗装路を下って下山。まぁもう一回歩くかと言われると微妙だけど、廃道を辿ってみるのは好きな性分。またいつか行くことがあるかも。
※GPSが飛び加減で軌跡はなし。

1 2

3

神戸市境界石は街中に残っているのか、林田区境界を再び歩く。昭和シェル石油から高取山まで。前のページ

六甲山移住計画。六甲天狗岩ヴィラを見に行ってみる。次のページ

コメント

  1. MuscleTurtleさん、こんばんは。
    苧川西谷西道、探索お疲れさまでした。

    登りで歩かれたんですね。
    記事を拝見する感じでは、
    道はD谷の方にあったようですね。

    登山道というより、生活道路だったと思われるので、
    もう少し痕跡が残っていて欲しいところなんですが、
    やはり、S42水害で跡形もない感じですね。

    記事にもありましたが、
    私も、苧川右岸にいろいろと気になる箇所があります。
    探索は難しそうですが、何か情報でも見つかれば、
    またご連絡します。

    • Tokiwaさん こんばんは!

      D谷でしょうかねぇ。私の感覚なのでなんとも言えません。
      しかし生活道としてもあの辺りを考えるに、わざわざ谷へ入り尾根を越えてまた谷沿いに進む必要性があったんでしょうか…。甚だ謎です。
      帰りの近道だったり…?あの中間の尾根に乗ってそのまま抜けるならまだ分からなくもないですけど。

      あのレンガの建物、魔法株式会社って現役なんですかね?別の建物では何やら祀られているものもありますし。
      果たして苧川谷堰堤右岸周辺はどれほど住人がいるのかなどなど、右岸は謎だらけです。
      またよろしくお願いします。

      • 魔法株式会社。
        昔々「花火職人になろう」っていう
        PCゲームを開発した会社ですよね。
        あそこが本社のようです。

        http://www.mahou.co.jp/company/access/

        • やはり現役なんですねぇ。
          昔履歴書送ったものですが…当然落ちましたけど(笑)

          どうにも現役に見えない佇まいですよね。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

AND 絞り込み検索

  • カテゴリー

  • タグ

  • キーワード

神戸市境界石

  1. 神戸市境界石No.88 天狗道から掬星台へ。
  2. 神戸市境界石No.67・71 イヤガ谷東尾根3本鉄塔手前と菊…
  3. 神戸市境界石No.55・62 高取山一の宮道経由で獅子ヶ池を…
  4. 神戸市境界石No.85 黒岩尾根から派生する尾根にて。どうや…
  5. 神戸市境界石No.75・76 大師道から鍋蓋山へ。七三峠から…

ナレッジ記事

  1. 記録に残したかった「十王山光明寺 閻魔堂」。
  2. 山に行けないので、家に篭って本を読む。関西周辺の谷、生と死の…
  3. 神戸市立森林植物園の「正しい出入り」について問い合わせる。
  4. 正式二万分一地形図集成 関西 1892-1912でみる神戸市…
  5. 神戸市文書館企画展「近代神戸の開かれた六甲山」に行ってみる。…

谷筋ピックアップ記事

  1. 二十渉堰堤下流の支沢から黒岩尾根を経て、掬星台へ至る。
  2. 天狗峡からトゥエンティクロス。二十渉堰堤上流支沢から黒岩尾根…
  3. 布引谷ルンゼの先で昭和初期の念仏碑に出会う。
  4. 夙川水系どんどん川。六麓荘の橋巡りを経てユルギ谷を登る。
  5. 摩耶東谷弥生滝から溯行。行者滝手前の支流右俣を経て参詣道。
PAGE TOP