ガレを進んでいくと古めかしい治山ダム(苧川第一號 混凝土堰堤 昭和十三年二月竣工 兵庫縣)があった。右から越える。
進めど進めどこのような岩屑がある谷筋。苧川谷周辺の岩質がいかに脆いのかという。
写真の右岸には10m以上の崩れた岩場が広がっているし、反対の左岸もなかなかの崩れようで異様な雰囲気だ。進むと右岸に気になる支流が…。
脇の右岸支流にちょっと入ると見ごたえのある滝があった。わずかに滴っている。Muscle私的に摩耶山界隈で最もマニアックな滝に認定。2015年2月に歩いたときは気づかなかったなぁ。
滝壺らしきものもあるんだけど、すっかり埋まっている。
滝があった右岸のようすを振り返る。なかなかえげつない角度の岩場が広がっていた。
あいも変わらず岩屑が埋め尽くす谷筋を進んでいくと「岩屑の巣」とでもいうべき三俣の地点に至った。以前はどこを進んだか…左は浅い、真ん中か右か…たしか真ん中を進んだように思う。しかし今回は右を選択。
どこを選んでも結局こんな感じなのね…。
進むと二俣のようになっているんだけど、写真中央の溝は地図記号に示されている雨裂だね。進むのは写真の左奥のゴシャゴシャした谷筋。
どんどん谷筋が狭まってくる。ゼェハァしながらとにかく先へ。
傾斜のきついゴルジュのような展開になってくる。左手の掴んだ岩がゴソッと抜けたりする。
谷筋の最終地点は抜けた壁。写真右上方へ抜けていく。左岸に比べ右岸が異様に脆い。
谷筋の最終地点を抜け斜面を進んでいくと左手にそそり立つ大きな岩があったりする。
磐座のような巨岩もあったりしてなかなか飽きない展開が続く。
最後はより高いところ=555Pを目指して斜面をえっちらおっちら登っていく。
555Pのほんの少し西側で天狗道に合流。さて、どの道で帰ろうか。
天狗道を進んでいき、茶色反射板。霧が出てきた。ここは行者尾根のピークにあたる地点。たまには行者尾根を下るのも良いだろう。
地元の裏山本当に詳細に歩き尽くされてますね
しかもMuscleさんならではの身軽さ、羨ましい限りです
もしかして秋口にまたお兄さんとアルプスですか?レポが楽しみです
今日昨年10月にゆかれた住吉川下流に行ってきましたが初っ端で間違えて左俣、西谷川に入り込んで結局赤塚堰堤で終了,まったく!んもう!!です、また近いうち‥
長峰大好きさん こんばんは!
西谷川ということはある意味一番下から行ったんですね。
逆にあのエリア気になっているところでした!変な耕作地もあるから敬遠していましたけど…。
見どころあったのかなぁ…。
苧川谷は以前歩いたときの写真が汚くて、取り直しの意味もあって歩いてみた次第です。
今日は新神戸から石楠花山を経て炭ヶ谷道を下りましたが、もう膝が痛い。
こんな調子で大丈夫だろうかとモヤモヤしているところです。
10月の連休に予定しています。