分かれ道を無視して道なりに登っていくとY字分岐。ここから右手(写真正面)へ入っていく。
続いてシダ類のY字分岐。ここも右へ。…と、後ろから男性が続いてきた。お先へどうぞ…というも、どうぞどうぞな展開でMuscleが先行する。
ブラックフェイスの基部に至る。Muscleは岩場の見学に来ただけなんだけど、その男性は登るらしい。
あらま、フリーでスタスタ登っている。ご本人の了承を得て撮影+ブログにアップ。
岩場の左手の抜け道というか登山道的な部分を登って追いかけるんだけど、こっちの方が遅いっていう。
ぜ〜んぜん追いつかない…。
本当に淀みなく登っている。落ちたらどう、とか考えないのかな…。ここは右側が抜けていて好スポットみたい。確かに!
岩の上部に至ると男性は腰掛けていて、待ってくれていたかのよう。ここから山談義や、本当に興味深い色々なお話が展開される。
話をしだした最初の段階でMuscleの腰の細さや、靴のちょっとしたオーバーサイスなどが見抜かれる。
お話をしたあとちょっとした岩登り講習の開始。簡単にやっているけど…私は高いところは苦手です。
本当にサービス精神の塊のような人。笑顔がとっても素敵だし、造詣は深いし、品があるし。こんな人っているんだなぁ。特にMuscleが大好きな系統の話(世の中の裏話的な話)を深く聞くことができた。上流にはそういう世界があるんだなぁ。
すっかり話し込んでしまって、1時間半経過!日暮れ前だ。そろそろ出ましょうかっていう展開。
ビッグボルダーのところでお別れ。またこの周辺を歩いていれば会えるだろうか…。
ちょっと感動したのは、旦那は話している間、時計を一切見ていなかった(Muscleは2回見た…)けど、日が落ちるようすを見て(高座谷を抜けて市街地へ至るタイミングを見計い)別れの時間を設定していたであろうこと。
ちょっとゴツゴツしたところを下っていくと岩梯子の下。このあとはキャッスルウォール方面へ下り、高座谷を下っていく。
登山道入り口の茶屋あたりで薄暗く、芦屋川駅では真っ暗。ヘッデンはもちろん持っているけれど、これがMAXのタイミングだね。彼はこの時間が見えていたんだろう。
またこうした時間にここらあたりを歩いていたら旦那に会えるだろうか(界隈では結構有名な人かも)。久しぶりに山に行って素敵な出会いがあったことに感謝。
今日歩いた軌跡
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