苅藻川遡行 後編
気を取り直して遡行再開。しかし苅藻川へ戻ると平凡な渓相。振り返って下流を見ると、どうやらここはまだ檜川第二堰堤から続く堆砂地のようだ。
谷が狭まり屈曲したその先に比較的大きな滝があった。6mほどはあるかな?
両岸とも切り立っているし、巻くために戻るのも面倒だ。ここは行けそうなので、シャワークライミング。あぁ寒い。
滝を抜けた先に石積堰堤。ここも両岸ともに立っている。右岸の堰堤際にロープが垂れているのが見えるけれど、とっても古そう。
ここはやや厳しそうだけど、左岸の壁を登ることにした。結構危うい展開になってしまった……。
下流側を振り返って1枚。危うかった左岸の壁は写真の左上あたり。仮に落ちてもテラス状があるにはある。
ダムの上はまたもや平凡な展開で、小さな岩に腰をおろして小休止。
一応右岸に垂れていたロープの支点を確認しておく。う〜ん、古そう。
ダムの下流側に垂れるロープは一部が解れているし……やはり頼らないで正解だった。
それにしても…こんなとこにもやっぱり先人がいるんだなぁ。
平凡なところを進むとすぐに小滝。それにしてもこの水質よ…トホホ……。膝下まで濡らして右岸をヘツって滝を越える。滝自体は段々なのでどこを歩いてもOKかと。
15:52 どうも時間も時間なので、暗くて写真がキレイに撮れない。小滝の上から振り返って1枚。
今日の日の入りは17:21ね。
手前で1基石積堰堤を越えて次の石積堰堤。なかなか珍しい手前に釜を持った堰堤だ。右岸をヘツって越える。
進むとドカンの水通しがある崩れた谷止めがあった。ここを遡行終了地点として、右岸を登ると良いかも知れない。
さらに数メートル進むと苅藻川遡行の最終地点に至る。
この構造物にも何か名前が付いているんだろうと思うけれど、Tokiwaさんにコピーさせてもらった資料でも白地図でも確認できなかった。
さて、右岸を登ってここから谷を脱出。
出た先の緑地のフェンス越しから構造物を見る。こういうのってなんて言うんだろう?ダムではないしなぁ。
最後にやや疑問が残ってしまったけれど、住宅街の際を流れる苅藻川=固められた水路を追ってきた。
ここは「ひよどり中央」交差点。苅藻川も2015年に遡行したイヤガ谷も住宅街へ続くので源頭部を探るのは困難だなぁ。どちらも星和台5丁目あたりかな?
あぁ泥まみれ…。
神戸市バス66系統に乗って帰路につく。バスの最後尾に乗って、今日歩いた岩稜を見上げる。
やや険しかったけれど、なかなか楽しい山行になった。
今日歩いた軌跡
そして晩ご飯。
ミートソースとポテサラ、肩ロースの紫蘇チーズカツ、ほうれん草とツナのサラダ。オコチャマメニューでごめんなさい。
久しぶりに作ったにしてはまともかと思うけれど、来年はもうちょっとこましな「大人な料理」を作ろうと思う。
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