住吉・芦屋

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本御影石 山帳場(採石場・石切場)跡探訪。荒神山 四等三角も合わせて確認。


削り出したような跡が見られる。


切り出し前の感じの石も。専門家ではないので、実際どうかはわからない。


これなんかは特に切り出そうとした跡が見られる感じ。徳川大坂城東六甲採石場とは違うから、刻印の類は確認できない。


石切場の最終地点、尾根の下に至る。ここは5mくらいの壁になっている。ワイヤー伝いに登れるんだけど、自重して左から巻くことにした。


巻くとは言っても直登と大差はない感じの展開。


採石場の天辺に来た。緑に隠れているけれども、その先は絶壁。向こうに見えているのは住吉台の住宅地、奥の住宅地は渦森台。石切場の探索が終わったので荒神山の三角点を見に行くことにする。(いや本当はもっとじっくりたっぷりと見回るべきだけれど…いつもこうして適当なMuscle、見落としも多いと思う)


荒神山の三角点は事前の調べでは墓地の中にあるそうで。


あぁ、これだな。前もって知ってないければ、何これ?といったコンクリの塊。


反対側から。どうやら以前は梯子があったみたいだけど、今はもう無くなっている。2mくらいの高さがあるので、上を伺うのも少々やっかいだ。


まぁ、そこはどうにかして、上に到達。これが荒神山 四等三角点。人工的な三角点だなぁ。


うめ1区 1号地区をあとにして、住吉霊園を抜けて阪急御影駅まで歩いて帰ることにする。
坂道途中から1枚。山の緑、海、ポーアイ…やっぱり神戸っていいね!


大月地獄谷取り付き。ダム工事でこんな感じになっていたんだね。


今日の散歩のポイントは御影石というわけで、白鶴美術館の石垣を見ておく。なかなか大きな石で立派です。


御影駅へ続く小道を歩く。この辺りは良い雰囲気。神戸市内でMuscleお気に入りの1つ。


阪急御影駅 北側ロータリーの御影石。数個あるけど、何かしら謂れがあるのかな?

さて、今日は本御影石の石切場を見てきたわけだけど、どうしてそうした「ブランディングに成功した本御影石」採石場が歴史に埋もれていっているのか少々謎だ。芦屋などの徳川大坂城東六甲採石場みたいに考察されているわけでもないし。
今日歩いた感じでは思った以上に山丁場は狭い範囲だし、残っているものもほとんどない。尾根下に壁があったので荒神山の本御影石は取りきってしまったのかもね。最後の方は捨てられて、見向きもされない場所だったのかも。
もう少し情報が色々あったら捗るんだけどなぁ。
ワイヤーで防護するだけで、史跡として整備されることもなさそうで少々残念。

ところで、短いとは言え久しぶりに危ないところへ行ったんだけれど、感覚がとても鈍かった。なんだか終始フワフワした感じ。そもそもヘルメットも持っていかなかったし、腕時計も忘れる始末。もっとシビアなところへ行くためには日々の鍛錬が必要だと実感した一日。

今日歩いた軌跡

参考文献・記事など

住吉歴史資料館だより 第15号

神戸・昼から散歩 ひーさん
摂津名所図会・挿絵の旅、御影石運搬の牛車
住吉霊園の丑供養塚

住吉川について
神戸新聞社 御影石のルーツをたどる 神戸・石屋川との関係とは
西日本の銘石産地 御影石
阪神 間 ・六 甲山麓 における地場石材 ・本御影石の石垣 の形成 と展開

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伊能中図 中部近畿にある「鼻高山」は六甲山系のどこなのか。重ねて比較し、場所を特定する。前のページ

【近況報告】高尾山 6号路(琵琶滝ルート)。復路は1号路からケーブルカー。次のページ

コメント

    • Notung
    • 2021年 6月 08日

    Muscleさん、こんにちは。
    久々のご帰神と立て続けのご更新、ウレしく愉しく、じっくり拝読致しました。
    ・・で、御影石の採石場といえば、石切道の脇の「あの場所」と信じ疑っておりませんでした。
    そんな小生、前回「伊能中図」から続く皆様とのハイブロウ極まるご交信と相俟って、
    またまた自ら探究心不足を痛感、研究家の方々の凄い存在感に感服した次第です・・。
    少し前の出張で関東や九州の方々とお話しした折、
    あちらでも花崗岩は「みかげいし」で今も充分通用しており、
    そんな由緒のある採石の場が、ほぼ抛ったらかし状態なのは
    >歴史に埋もれていっているのか少々謎
    まったく仰せの通り不可解かつ残念ですね。

    また前回と云えば、伊能中図所載の村名にもあらためて「感動」しました。
    小生、中野生まれの小路育ち、ガッコは住吉・芦屋で現在は田中在住なのですが
    それらを含め、打出から大石に至るまで、ずらっと並ぶほぼ全ての村名が
    未だ現役の字名・駅名・交叉点名etcとして使われていること、
    これはやはり喜ぶべきコトなんじゃないかなぁ、という次第です。

    久々にもかかわらず、長々とたいへん失礼致しました。
    コロナ禍にめげず、テッペキの防御でご自愛されますよう、
    またしばしばのご更新を祈念しております。

    • Notungさん こんにちは!

      六甲山はネタが尽きませんねぇ。
      石切道途中の「あの場所」あたりに比べ、なんだかとても狭いエリアで
      本当にこんな場所で本御影石をガシガシ取っていたのか、どうも疑わしく思います。

      良いですね!こうして名前が残っているのは。
      Notungさんにおいてはとても身近に感じれておられることでしょう。
      小さい頃から過ごしている地元の方が本当に羨ましく思います。
      私は神戸に来てたかだか22年とちょいくらいのもの…。

      色々ネタを考えて最低月イチで細々とでも
      六甲山に足を運ぼうと思っておりますので今後ともよろしくお願いします。

  1. muscleさーん\(^o^)/
    久しぶりの六甲山ですね。
    いきなり興味深い場所に行ってるし
    muscleさんらしい展開。
    楽しく読みました♪

    サラッと書いてるけど
    なかなかデンジャラスなところのようだし、
    無事のご帰還、よかったDEATH!

    • 月さん 新大阪を過ぎた新幹線からこんにちは!

      やっぱり山に入ると危険なところでもなんだか落ち着く性分。
      これはもう麻薬みたいなものですね。

      岩窟もそうですが、裏六甲で以前少しお話したエリアに
      早いところ行ってみなければと思っています。

      検索方法が良くないからかも知れませんが、
      知りたい情報がネットになかなか転がっておらず…
      「ならば行ってみよう」の連続です。
      とにかく、お互い気をつけましょうね!ほんの少し油断して骨折とか…ね。

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