堰堤から下るとゴミ(運動靴の類、ペットボトル、プラスチックのトレーetc.)が散乱。あとはひたすら上流へ、城山道まで進むのみ…と、いつものクセで周囲を隈なく見ているとなんと髑髏が…。最初は模型かなぁと思ったけど、質感からして人骨。周囲を見てみると骨片らしきものも見られた。(いずれも掲載は自重)※去年1月にも歩いたんだけど、そのときにはなかったはず…と思ったらその山行時の写真の端っこに写っていた…。
14:37 放っておくわけにもいかず110番。現地の状況などを説明。警官が谷を登って来るとのことでしばし待つ。と、電話がなり「下流のダムまで迎えにいってほしい」とのこと。変な状況だけど、申し訳ないなぁと思った。
15:53 合の谷第二砂防ダムまで下り、登ってくるのを待つ。2名が登って来られた。さて合の谷砂防ダム上流へ向けて、案内役も兼ねて再び進む。
16:38 件の地点に戻ってきた。どうやらやはり人骨らしい。実況見分が始まる。どうやら私は通報者=マル通ということらしい。周辺には女性ものの靴が一足(本人のものかどうかは不明、そもそも性別も現時点では不明)。生田署と色々やり取りをしているようで、もう一名上がってくるとか…。しかし日暮れ間近でそれはナシになり、遺物を袋に入れて署に持ち帰ることになった。入れ物がないらしく、手持ちのビニール袋を手渡す…変なところで役に立つもんだ。
さてこの地点から上へも下へも進むには時間がないので、ショートカットすべく斜面を東へ上がる。とんだ案内役になってしまった…。
斜面を登り10分足らずで城山道ハイキング道に出た。警察の方は疲れたようで、一休みするので先に行きなさいと促される。というわけで先に下る。日の入りも近いし、ゆっくりはしないほうが良いんだけど…。
家に帰ってしばらくすると連絡があり、改めて供述調書を確認してサイン捺印。
マイナーな谷を歩いていると、いつかこんなこともあるんだろうと思っていたので、さほどは恐怖というか怯えもなく淡々とした気持ちだったものの、やはりどんよりした気分。しかし今日この場所でっていうのは想定外で、ちょっと変なテンションだったのは否めないか…。
某ブログで布引周辺では昔このようなことが何件かあったというのを見ていたけど、こうして現在もあることには少々驚かされた。 とは言え変わることなくこれからも細々歩いていこうと思う。
髑髏の文字削除でタイトルに”ナンダナンダ!!”感がなくなりましたが怖い思いをされましたね
娘が小さい頃北野西公園によく連れてってましたが近所の叔母さんがこの裏の谷で前に首つりがあってねとかおじいさんが落っこちて亡くなっただとか聞かされました
都会の裏山では意外と一般人が多く仏さんになっておられるのかもしれませんね…
いつも面白く拝読してますよ、マイナーな秘滝のコレクションとかいいですね!菊水第1、第2ルンゼの間の岩稜尾根とか面白そうだな!とか密かに続編を期待してたり…
寒くなって薮、虫を気にせず突っ込めるようになりましたね。初夏にマダニにやられたので自重してましたがワクワクの季節到来です。
長峰大好きさん こんばんは〜
その谷って三森谷のことですかね…。やはり昔はちょくちょくあったのですね。
「なかったはず」と最初書いていましたが、昨年の記録を改めて見ると…。
25日も連絡が入ったのでまだ現場で捜索されているようです。
昨年も西山谷支流でありましたし…。もしやダムの土砂の中に…なんて考え出すと
暗い気持ちになったりしますが、考えないようにします。
ご期待に沿えるかどうか…あのあたりは西陽で、時間的に私向きなのでいつか訪れてみます。
危なそうだけど…。寒くなるとお一人様山行が増えるのでアグレッシブに行ければと思います。
タイトルは…どうも全体から見ると微妙なのでやめました。変に煽るというか、誇張するのもアレなので。
なるべくシンプルに、淡々と続けられればと思います。