旧天上寺山門から階段道に入る。この階段、電線と送水管と、後付の手摺りなどさえなければ風情があってとても好きなんだけど…。台無しだ。
階段の左側はほぼ面影はないんだけど、右側にはかつてを偲ばせる遺構がそこそこ残っている。
摩耶夫人堂跡の奥、今日初めて気付いたんだけど、焼け落ちた大木があった。これは大火に因るものなのか?落雷に因るものなのか。※大火らしい。
三権現社跡から左手尾根コースに入る。(山上までは左右どちらに進んでも同じく0.6km)。ここは奥の院道、八十八ヵ所窟巡りの入口。一周すると八十八ヵ所窟を巡れる。
道沿いには番号が振られた石室群がある。入ってすぐの「三番」。ここにはしっかり形を残した扇形の歌碑が残されている。四国八十八箇所 第三番札所 亀光山釈迦院 金泉寺の御詠歌と一緒だ。
極楽の 宝の池を思えただ 黄金の泉 澄みたたえたる
ちなみに、全部数えようと思ったことがあったんだけど、全体を通しては飛び番というか崩れた分もあって八十八を数えるのは困難だった。
円心入道赤松公の碑に立ち寄る。「城の下通」の名前の由来になっている。と、奥に踏み跡があった。これは歩いていない。行ってみよう。
そこそこ明瞭な踏み跡もコンクリ製の土留がある地点から先は獣道のようになっている。構わず進む。
ほぼ踏み跡は消え、落ち葉が積もる危なげなトラバース。左側は随分下まで切れ込んでいて緊張感が走る。
と、瀬音が聞こえてきた。そしてこの険しい雰囲気は覚えがあるぞ。
老婆谷中俣のゴルジュからチョックストーン滝を抜けた地点だ。ということは先程はゴルジュの上あたりをトラバースしていたんだなぁ。人工壁を登る。
MuscleTurtleさん、こんばんは。
こちらには初めて書き込みさせて頂きます。
貴サイト、いつも楽しく拝見しています。
足の方、随分良くなられたようでなによりです。
本記事にありました、五鬼城展望公園ですが、
かつて、今回登られた上野道の登山口に案内図がありました。
ご参考までに。
http://tokiwatrekking.web.fc2.com/page_tozanguchi/t_mayasonota.htm#gokishiro
Tokiwaさん! こんばんは!
コメントいただけるなんて…ありがとうございます。
山登りを始めてから、ず〜っと参考にさせていただいています。FBも!
案内図、そして写真などなど改めて拝見しました。
楽生公園までも含まれるのですね。あじさい公園は範囲外と…。
展望広場Cは比べるとボロっちくなっていました。
たしか前歩いたとき、Cコースの案内板が十三町石の脇に転がっていましたが、
AとBも案内板があったりするのですかね。
それにしてもこの山域、天狗道の先人窟や摩耶史跡公園の杉、黒岩尾根の由来の岩は?
奥摩耶遊園探訪、水道施設群などなど、興味は尽きません。
足元も良くなってきたので、いろいろ歩いていこうと思います。