2017年1月15日 日曜日。8:50起床。今日は曇りから雪という予報。昨年末に行きそびれたミツガシ谷(三ッ樫谷)に行くことにした。ミツガシ谷の最近の記録に関して、取付き点を探している方がいる程度でほとんどネットでは見られず。
「六甲北摂 ハイカーの徑 木藤精一郎著」によれば
芦屋川道の辯天岩から第二渡渉點を左岸に渡つて少し上方に水電用取水口がある。其右岸(西)の支谷がミツガシ谷であり、樹草の中の小徑を流れに沿ふて荒地山北部砂山中の憩場に適する凹地に上がるのであつたが水害後谷中も廣くなつたので谷中傳ひに溯行してから右側山の小徑を行く。取水口から七〇〇米ばかりである。
此ミツガシ谷から北方の次ぎの花原への谷道(花原道)までに頂上砂山から數流のズレ谷があり、登るのは容易ではないが、降路とすれば左程危險なほどもなく立滑りなどに興じつつ下れる。
また「六甲の谷と尾根 石上隆章著」によれば
芦有道路から見えている谷でミドリ橋北詰から五〇mあまりで西に堰堤を確認して芦屋川を渡り谷へ入る。堰堤は左側より高まく。水流は無く滝もないつまらない谷であるが藪は少ない。埋積した岩石の上を登ってゆけば水流が出てくる。あくまでも水流に従えば小道が現れたかと思うとすぐ荒地山新道である。
2017年1月現在。果たして行けるのやら…。
少々前置きが長くなった。芦屋川道を進む。少し先の芦屋川へ下っていく地点、正面にも踏み跡がある。そこを進めば少しだけ楽ができた。
迂遠なトラバース道を進んできて弁天岩の上。少しだけ風雪が強まってくる。この少し北側に弁天滝がある。昨年6mばかり落ちた滝。良い印象はないし、近づきたくもないけど…一応確認しておこう。
登ったルートが赤破線。抜けたかったのが白破線。黄破線は落下、6mほど。白丸にリングボルト。改めて見るとルート取りに無理があったように思う。ついでにCSを抜ける部分も見ておこう。
写真左の穴から抜けてくるようだ。左の壁にはリングボルトが2つ。三角木馬状の右は滝下へ落ちてしまう。う〜ん、こうして改めて見るとフリーで登るのは無謀だったなぁ。さてミツガシ谷を目指して進む。
芦屋川の左岸の道を進んで芦屋市水道部の取水堰堤らしき地点。これが「水電用取水口」だろうか。周辺はフェンスで囲まれていて芦屋川に下れない。北へ進んでみる。
奥山精道線カーブNo.3のところでフェンスが途切れる。ここから左手芦屋川に下る。
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