どうみても人工的な半円形があった。これはなんだろう?用途はわからない。
そのすぐ南に石垣があった。あぁ、これだ、間違いない。ここにかつて山小屋があったんだ。
反対側(下流側)から見てみる。手前には謎の鋼板が転がっていた。そして平たい場所には水場(?)が残っている。かつてはここに重たい登攀具などを置いていたとのこと。
もちろんもう水は流れていない。手前にはなかなか重い、特徴的な形の土台的なものがあった。これはなんだろう?
ここで長峰大好きさんに見せていただいた1969~1970年頃撮影した「小屋付近から見た天狗梁」の写真と今のようすを比較してみる。かつてはしっかり天狗梁が見えるけど、現在は樹木が茂って全然見えない。(帰ってから改めて確認すると)かつての写真の右端にある木の葉と現在の写真の中央付近にある木の葉の形が同じように見える。50年ほどあれば大きくなると思けど…どうかな。
長峰大好きさんの写真をもう1枚。これは天狗梁から南。下流に小屋があるのがわかる。岩の下に川の流れもはっきり見えている。
小屋跡の南北には谷筋があって、北側の谷筋を登ってみることにした。足元に謎のプレートが転がっている。裏返すと01か10か数字が書かれていた。
4mほどの小滝、そしてその先には幅広の小滝が続いて、その先には明るい岩肌のナメが続いていた。
やや二俣。ここは右へ進むことにした。後から思えば地形的には左を進めば良かったと思う。
斜面に石柱のようなものが転がっていた。自然のもののようにも見えるけど、一本は側面がツルッと平坦だった。綺麗に割れただけなのかどうか。気になるところ。
ガレ場を登っていく。どれも安定していなく、すぐに落石を起こしてしまいそう。注意して登る。
ガレが終わると砂の斜面。中央は滑って登りにくい。端の木を頼ってずり上がっていく。やがて稜線が見え始め、ほどなく関電巡視路の尾根道に合流する。
とりあえず長峰山の主稜線まで登ることにした。尾根道途中の標高560mあたり。南西になかなか良い感じの眺望が。このあとは主稜線に出て、伯母野山町方面へ防火帯を下っていく。
天狗塚堰堤を過ぎて、下り途中からちょっと寄り道で伯母野山町の北にある関電巡視路の水平道を歩いてみたりする。一部はパノラマ道的で良いんだけど、道が少々不明瞭な部分もある。篠原線一三、南灘連絡線一、ニの順で通過する。南灘連絡線ニ鉄塔は尾根道の通過地点になっている。
道中にはこのようなポスト状の箱があった。もう使ってはいなさそうで、中にはパイプがあるのみ。なんだろうか。山の中にはわからないものが本当にいっぱいある。
再び六甲学院の脇を通過して坂道を下っていく。今日は山小屋の跡を無事に見れてよかった。かつてあそこに山男たちが集って、天狗梁を楽しんだんだろうなぁ。
長峰大好きさん、いつもながら貴重なお写真やかつてのお話ありがとうございます。
今日歩いた軌跡
2
おはようございます
あいかわらず週2回のタフな山歩き、体力と回復力が羨ましいです
土曜のレポも面白かったです。っていうかこんな滝あったっけ?ハチノス東のこの鉄塔に至る谷は歩いているけど‥記憶にない、ついにきたか!‥まあ続編がありそうなので記憶と記録を漁りながら更新お待ちしてました
日曜のレポで一番興味があったのは実は後半の部分、中央尾根(関電巡視路)に至る部分で私的にはああやっぱり‥これだけではなんのことかわかりませんね詳細は後ほどメールにて、
小屋跡ですが最近ちかくまで寄ってないのですがアタリですね、この山腹には使途不明の石積みが点在してるのですがいつもながら一発で発見されましたね。
ps 日柳川支流の滝写真と気になっていた危なっかしい左岸尾根の記憶はありました
長峰大好きさん おはようございます!
土曜の滝には少々面食らいました。
長峰山の南のそれぞれの支流は、サクッと行くには本当に面白いと思います。
石積みは他にもあるとのことなのでまた出会えると良いなぁ。
そろそろ週1でもいいんじゃないかと思い始めています。
私記憶力が良くないので、毎週ご飯前とご飯跡にすぐ書いておくのですが、
お酒が入るとこれがなかなか時間がかかっています。