八畳岩から先の登りは他の登山ルートに比べると若干ワイルド。母が先頭へ出た。その姿を見るにつけ、こういうところを登るのが好きなのがわかる。
岡山県十勝地の石碑がある山頂にやってきた。標高302m。寄り道や八畳岩を堪能したりしても登山口から1時間程度。良いレクリエーションだ。
かつては福山寺という山寺があって繁栄していたそう。狛犬にはお賽銭が置かれている。四方から登るルートがあって、この時間でも子供からご老人まで多くの人で賑わっている。普段着で来られる地元に愛される山という感じ。
下山路は猿田彦神社から和霊神社の山門を下って、山手小学校方面に出るルートを選択。家に帰るにはこの道が手っ取り早い。
小学校の東側には角力取山古墳があって、その天辺にはクロマツの大きな松がある。妻に見せたくて寄ることにした。側に小さな公園があってよく遊んだ場所。
大迫力の枝ぶり。樹齢は約400年とのことで昭和初期にはもう3本の巨木があったそう。近年は衰えてしまって、鎖が張られて入れないようにされている。朽ちゆく姿も美しい。
通学路を通って家まで歩いて帰る。右から続く稜線の末端に家があるのでまあまあ遠い。
三宅酒造という造り酒屋に立ち寄ってみることにした。今は「総社市」という市だけど、かつては山手村というコンビニもない本当に小さな村。そこにこうして酒造会社があるという不思議。山田花子の来店写真が飾られていた。
久しぶりの地元登山で楽しめた。実家へ帰っても山登り大好き。「他にやることないの?」とか言われそうだけど、ないんだな、それが。
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