もうこのまま地味な展開で終わるんじゃないかと諦めていた…ら!なんだかゴルジュチックな雰囲気に。とはいえ倒木が多くて今一状況がわからない。とりあえず進む。
なかなかの閉塞具合。息を呑む…とはいかないまでもなかなかの迫力。
幅は1mほど。狭い空間で左岸は覆いかぶさるよう。右岸はやや緩い感じか…バンドといえそうな部分もある。
狭いゴルジュの突破がやや困難に思えたので右岸バンド状に出た。しかし岩に土が乗っているだけで、滑ったらクレバスのようにも見えるゴルジュに落ちてしまいそう。
一旦下流に戻り左から大きく巻こうと思ったけど面倒。なにせここが核心部なわけで、巻くのはもったいないので改めて行ってみようと思う。今一度アタック…倒木にはクレモナロープが巻き付いたいた。歩いた人がいるんだなぁ。
倒木の下、写真中央の暗い部分には2〜3mほどの茶色い小滝があるんだけど、やはりそこを抜けるのは難しい。この倒木を登ることにした。
足場にした倒木がズリっとして冷や汗モノ…。崩れると思うので次に通過する人は注意してください。下段を抜けると中段の倒木地帯。
中段を抜けると上段の4m弱の小滝。ここは安易に右側を抜けることした。
核心部を振り返りながら休憩する。なかなか危うい展開だった。ゴルジュの壁は脆かったし本当に危ない。
小休止を挟んで遡行再開。核心部を抜けわずかながらの笹薮を抜けると2m小滝。さすがにこれが最後だろうか。
おそらくかつては美しい滑があったのではないか?そんな場所を進む。
道中見かけたきのこ。ブナハリタケのようにも思うけど、これは一体なんなんだ。
谷筋を追っていくといよいよ覚悟しないといけない展開だ。定番の笹薮との格闘がはじまる。
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